【マシュマロ】好きな人に嫌われていると妄想したり、嫉妬したりしてつらいです~それって事実?それとも真実?~
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ヲタク専門カウンセラー K!naCoです、こんにちは!
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マシュマロ(質問箱)にご相談いただきました!!
感情って逃れようとすればするほど、その感情を感じる状態や状況を創り出すものなんですよね。
逃れるっていう方法が悪いわけじゃありませんが、ここいらでいっちょその感情と向き合ってみるのもいいのではないでしょうか。
ようは「このあり余る情熱的なエネルギーを自己攻撃や自己否定以外のどこに向けたら有効活用できますかねぇ?!」ってことなんだろうなぁと思います。
こんにちは、ヲタク専門カウンセラー K!naCoです。今日はいいお天気ですね。
近頃、この手のご相談がとっても多くて不思議な流れだなぁと思う今日この頃です。
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>この妄想癖や嫉妬から逃れる為に、何か良い方法やコツはありませんか?
逃れる、という方法はいくらでもありますが、それだと延々に苦しみと追っかけっこすることになります。
果たして、それはご投稿者さまの望まれていることなのでしょうか。
ちょっと想像してみて下さい。
とても気持ちよく寝ていた時に、ふと目が覚め、突然、便意が襲ってきました。
まだ起きるには早い時間です。
せっかくの睡眠時間を便意に邪魔されたくない!と一度はなかったことにして、眠りにつこうとします。
しかし、一度、出てきた便意はそうそうなくなりません。
何とか眠りにつけたとしても眠りは浅いでしょう。
すぐまた目が覚めて、お腹の辺りに不快感を味わうのです。
何とか我慢して、なかったことにしても、決してなくなるものではありません。
我慢がいつまでも続くわけもなく、いずれはトイレに駆け込むことになるでしょう。
そうして、スッキリした後に思うわけですね。
さっさと出しに行けばよかった、と。
これがねー、上手いことトイレへ駆け込めればいいですけど、我慢に我慢を重ねた結果、暴発しちゃうなんてこともなきにしもあらずなわけです。
そしたら、ほら、色んな尊厳が…ね???
そっちの方がつらくありません??後悔が大きいと思いません??
実は、感情もこれと同じことが言えるんですよね。
感情って自然とわいてくるものです。感情に良いも悪いもありません。
ただ自分が今そういう感情を感じている、というだけです。
感情って我慢したり、なかったことにしたり、見なかったことにしたり、逃れようとしたりしても決してなくなるものではありません。
感情はちゃんと感じてあげれば、なくなっていくものです。
便意だって、出すもの出せばなくなるでしょ?それと同じです。
無視すればするほど「ここに!こんな!感情があるよ!気付いて気付いて!」ってなんとか気付かせようとあの手この手を使って、アピールしてきます。
何とか感じてもらおうとするんですね。
なので、逃れようとすればするほど、気付いて!気付いて!ってアピールがどんどん大きくなっていきます。
逃げても逃げても追っかけてくるんです。
便意だってそうでしょ??我慢すればするほど、よりアピールが激しくなってくるでしょ??(笑)
さらには溜め込んだものほど、出すのが大変になります。
いわば超便秘状態なわけですから、ねぇ??大変そうでしょ??
感情はわいてきたときに然るべき対応をしてあげれば、それほど熟成されることはありません。
熟成さればされるほど、解放する時にドーンと大きな爆発になってしまいがちなんです。
というわけで「逃れる方法を考えるのもいいけれど、いっちょここいらで自分自身と向き合ってみるのはどないでっか???」というのがわたしからのご提案です。
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>実は自分は子供の頃から、妄想癖がありました。
>妄想といっても、かなりマイナスな妄想です。(自分は周りに嫌われている、「自分が今した発言、不味かったかな?絶対嫌われるわ」等)
>自分でも、この妄想癖は異常だと思っていて、大人になった今では、何とか出ない様に気を付けてはいます。
これ、結構、共感される方たくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。
程度の差はあれど、誰だって”嫌われたくない”という思いは持っているものです。
特に相手が好きな人となれば、たとえ真相は空腹でご飯の事しか考えてなかったとしても上の空な返事や気の抜けた態度に「わたし、なんかしちゃったかな?嫌われちゃったかな?」と不安になるのも無理はないでしょう。
こういう状態にある時って、誰しもが自意識過剰になっているんですね。
言い換えれば、自分にしか意識が向いていない状態です。
ようは地に足がついていない状態になるわけですね。
自分にしか意識が向いていないので、相手が実際にどう思っているか、実際には何が起こっているのかなんてことは関係なくなるんです。
心理学では「事実と真実」という考え方があります。
事実とは『実際に起こった出来事』のことを指します。
真実とは『実際に起こった出来事に対して自分はどう感じたか』ということを意味します。
起こった出来事に対する自分の見方、考え方、捉え方、心の持ち方、心の在り方なんかを『真実』と言うんですね。
わたし達は真実に基づいて生きています。
例えば、好きな人からメールの返信があったとしましょう。
実際に起きた出来事、つまり、事実は『メールの返信があった』だけです。
メールの返信が来たという事実を「本当は嫌いなのに社交辞令で返信してくれているんじゃないか」と自分が感じたのなら『好きな人が本当は嫌いなのに社交辞令でメールの返信をしてくれた』というのが自分にとっての真実になります。
この時、実際に相手がどう思っているかという視点や意識が抜けてますよね?
相手がどんな思いでメールの返信を打ったのかは相手にしかわかりません。
相手にしかわからないことを、自分自身で勝手に決めつけてしまっているわけです。
つまり、相手の領域まで侵入してしまっているんですね。
これが自意識過剰な状態です。
「それって本当なの?相手がそう言ったの?これは事実?それとも真実?」と自分でひとつひとつ確認するのはとても大事なことですね。
妄想しているなと自分で気が付いた時にはぜひ、この確認作業をしてみて下さいね。
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わたしがとても気になるのは、どうしてご投稿者さまはそんなにも自分をつらい状態に置いておきたいのか、ということです。
自分がつらくなる妄想をすることで得られるメリットがもしあるとしたら、それって何だとご投稿者さまは思いますか?
>今、子供頃からの妄想癖と、嫉妬心で悩んでいます。
>実は自分は子供の頃から、妄想癖がありました。
この妄想癖は子供の頃からあるとのことですが、何歳くらいからそういう妄想をするようになったのかが気になるところです。
そもそもなぜそんな妄想をするようになったのか、というところがとても気になるんですね。
その原因って家庭環境やご両親・兄弟との関係性、同級生との関係性、思春期に潜んでいることが大半です。
なので、
お母さんってどんな人だった?
お父さんとの関係ってどうだった?
家庭環境ってどんな感じだった?
兄妹はいる?いたとしたらどんな関係?
小学生の頃ってどんな子供だった?
なんてところから、
推しにガチ恋しているとのことだけど、他に気になる人はいない?
今までの恋愛ってどんな感じだった?
どんなお仕事しているの?仕事は楽しい?
推しはいつから追っているの?
推しに出会ったキッカケって何?その頃、どんな時だった?
などなど、カウンセリングであればお聞きしたいことがたくさんあります。
とはいえ、残念ながら実際にお聞きすることはできないので、ここからはわたしの妄想と推測によるお話をしたいと思います。
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自分を妄想の世界においておくことで得られるメリットというのがあります。
そのひとつが現実と向き合わなくて済むというメリットです。
正確に言えば、自分が本来、目を向けるべき感情と向き合わなくて済むというメリットです。
つらい、苦しい、しんどい、という感情を感じ続けて心をいっぱいにすることで、本来感じるべき感情から目を逸らすんです。
よくあるのは【寂しさ】という感情です。孤独感と言ってもいいです。
寂しさや孤独感っていうのは誰しもが持っています。
でも、寂しさや孤独感を感じるのってすっごくしんどいんですよね。
つらさや苦しさよりもずっとしんどいんです。
寂しさや孤独感を感じるくらいなら、つらい、苦しい方がマシっていうくらい、寂しさや孤独感ってなかなか向き合い難い感情です。
そもそもこの寂しさや孤独感が出てくるのは【自分とのつながりが切れているから】なんですね。
自分とのつながりが切れているってどういうことかというと、自分の感情や本音、心の声などを無視している状態のことを言います。
自分で、自分を無視している状態ですね。
ねぇねぇ!って一生懸命声を掛けているのに、無視されたらつらくありませんか?
悲しくなったり、寂しくなったり、苦しくなったりしませんか?
人は他人にはやらないようなことを、自分には平気でやってしまうんです。
もっと自分のことを見てよ。
もっと自分の声を聞いてよ。
もっと自分を大切にしてよ。
っていう思いが寂しさや孤独感という感情をつくるんですね。
自意識過剰な状態って、他人にどう思われているかを気にするので、他人軸な状態にあります。
自分よりも他人に意識が取られるので、より寂しさや孤独感が増していきます。
でも、寂しさや孤独感を感じたくない、見たくないので、それを感じないために、たとえ苦しくても、しんどくても、自分を妄想の世界にとどめようとします。
そうやって負のループに陥るんですね。
ただそれは心の防衛反応でもあるので、悪いことじゃないんです。
そのループにとどまり続けるのも良し。
そこから勇気を出して一歩踏み出してみるも良し。
どっちだっていいんです。そこは自分の選択です。
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そういうループ状態にとどまり続けるのもまた何らかの心理的事情があるんですね。
わたしにはどうもそれが「自分軸を持たないため」に思えて仕方ないのです。
それが冒頭にある
>ようは「このあり余る情熱的なエネルギーを自己攻撃や自己否定以外のどこに向けたら有効活用できますかねぇ?!」ってことなんだろうなぁと思います。
につながっているわけです。
嫉妬、自己嫌悪、自己否定、自己攻撃、これらは怒りのエネルギーを使います。
ご投稿者さまは元々とてもエネルギーが強い方なんだろうと思います。
ただそのエネルギーの使い方がわからなくて、自己攻撃や自己否定、嫉妬などが起こる状態を創り出して、何とかそのエネルギーを発散しているのかなとわたしは思ったんですね。
なので、ご投稿者さまが心の底からワクワクすること、楽しいこと、好きなこと、やりたいことが何なのかがとても気になるところです。
ただこれって自分とのつながりが切れているとなかなか見つけられないものでもあるんですよね。
そうやって自分で自分に喜びを与えないようにしているのはなぜなんだろうかというのがとても気になるわけですが、やっぱりお母さんとの関係性でしょうかねぇ。
まっ、その辺はお話を聞いてみないとわかりませんね。
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こうしてわたしにご相談して下さったということは、ご投稿者さまは心のどこかで(無意識に)自分で自分の人生を生きたい!と思っていらっしゃるんだとわたしは思います。
なので、ご提案したように、そろそろ本腰いれて、自分自身と向き合ってみるのはいかがでしょうか??
きっと面白い未来がやってくると思いますよ。
何か参考になれば幸いです^^
ご投稿いただきありがとうございました!
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