同担にめちゃくちゃ嫉妬していたわたしが「嫉妬」から学んだこと
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ヲタク専門カウンセラー K!naCoです、こんにちは。
先日、カウンセラーの師匠である根本裕幸先生の講演会にスタッフとしてお邪魔してきました!
▲4月14日(木)に発売される「嫉妬本」の講演会でした。
▲お弟子同期のゆか姐さん(左)とスタッフしてきました。
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嫉妬って、皆さん、どうですか。感じること、ありますか。
推し事において『嫉妬』って付き物だとわたしは思っているんですけど、いかがでしょうか。
本日は最愛の推しである殿を追ってた時にわたしが同担にめちゃくちゃ嫉妬してた話をしたいと思います。
殿はWINNERを脱退してから、自分で事務所を立ち上げて活動し始めました。
最後に日本でグループ活動してから、約一年後にまた日本に来てくれたんですね。
そこで再会を果たしたわたしは脱退後も追うことを決めました。
殿が相変わらずだったというのもありますが、バンドメンバーがめちゃくちゃいい人達だったからというのも大きな理由です(笑)
脱退後は韓国での活動も増え、それに従って、わたしも渡韓することが増えました。
その時にとてもお世話になっていた同担のAさん(仮)がいました。
AさんとはWINNER時代にひょんなことから知り合い、脱退後にわたしが渡韓するようになってから仲良くなりました。
このAさん、韓国語がペラペラで「殿」とすごく仲良かったんですね。
仲が良いと言うとちょっと語弊があるかもしれませんが、ペンサ(サイン会)とかでいつも楽しそうにお話していました。
それがいつも羨ましくて「殿とこんな話をした!」という報告も心の底から素直に「おめでとう!よかったね!」とは言えませんでした。
なんであの人ばっかり!と妬む気持ちとか。
それって勘違いじゃないの?って疑う気持ちとか。
殿も殿でどうなの?って嫌悪感を抱いたりとか。
そんなことを思ってしまう自分の惨めさとか。
Aさんのことは好きなのに素直に応援できない自分への嫌悪とか。
そういうジメッとした嫌な感情を抱えていました。
わたし、そういう自分が大嫌いだったんですね。
Aさんのことは好きだけど、嫉妬心から攻撃したくなる自分が本当に嫌いでした。
だけど、ある時、ふと思ったんです。
「わたし、そもそも殿とそんな喋りたいんだっけ???」って。
Aさんはとても努力して韓国語をマスターしました。
Aさんは韓国語が話せるようになっても、その後もずっと勉強を怠らない努力家さんだったんです。
Aさんがどうやって韓国語を話せるようになったのか、わたしはAさんから聞いていたんですね。
Aさんのその努力があるからこそ今の殿との関係があるんだってことを、ある時、改めて実感したんです。
その時に「じゃあわたしはそこまでして殿と話したいのか?」って疑問に思いました。
その時のわたしは、かろうじてハングルが読める程度でした。
ハングルって表音文字なのでローマ字と同じで、文字の決まりさえ覚えれば「読む」ことは可能なんですね。
「K!naCo」を「キナコ」って読むみたいに。
読むことは出来るけど意味は全く分からない上に、ヒアリングも出来ないので、会話なんてものは無理でした。
そんな状態からAさんみたいに殿と話せるようになるまで韓国語を覚えたいかって考えた時に「そこまではいいかな」って思ったんです(笑)
「それに時間とエネルギーを割くくらいだったらもっと他のことがしたい」ってわたしは思ったんですね。
殿のこと、愛してないわけじゃないよ!!!(笑)
韓国語を話せない、聞き取りも出来ないわたしにでも、殿はちゃんと対応をしてくれていました。
「話せないなりのコミュニケーション」を殿はちゃんと取ってくれていたんです。
わたしはわたしで、ポストイットに翻訳機にかけた韓国語を書いて、コミュニケーションを図ろうとしてました。
韓国語ができないわたしなりにできることはやっていたし、殿もちゃんとそれ相応の対応をしてくれているなと気付いた時、わたしは「満足感」を感じたんですね。
わたしは、Aさんに嫉妬するあまり、殿の愛を受け取れてなかったんです。
そのことに気付いてからは、Aさんへの嫉妬はだいぶ減りました。
純粋にAさんをすごいなって思えるようにもなりました。
それでもやっぱりちょっとは羨ましい部分ありましたけどね(笑)
ただ嫉妬が出てきても、殿の言動を見るようにすれば、自然と収まっていきました。
自分にないものばかりを見るのではなく、自分にあるものを見るようになったんです。
それに本気で殿と話したい!って思ったら、勉強すりゃいい話ですしねー。
今はそれをやらないって決めたのは"自分"なので、だいぶ気がラクになりました。
というか、そもそも、わたし、接触系(話すとか触れ合う)よりもライブ(パフォーマンス)重視な人だし!
推しとの会話って何話していいかわからないので、パフォーマンスをひたすら見てたいタイプです。
ライブさえやってくれれば!現場さえ与えてくれれば!それでいいっ!!!
まぁ、ライブで適度に構ってはもらいたいですけど、はい(ワガママ)
殿はその辺の塩梅がとても良かったので、大好きでした(ただの惚気)
Aさんへの嫉妬はこうしてわたしに「自分」というものを教えてくれました。
わたしは、どうしたいのか。
わたしは、どういうタイプなのか。
わたしは、何を選択するのか。
わたしは、何を優先しているのか。
わたしは、何を重視しているのか。
そんなことを気付かせてくれました。
こうしてわたしは『自分の推し事のスタンス』を築くことができました。
わたしが今たいへん快適に推し事を楽しめているのはAさんのおかげです。
もちろん、これだけじゃないですけどね!
嫉妬という感情は向き合ってみると色んなことを教えてくれる奥深い感情です。
感じてる時は嫌な感じしますけどねー。
そんな嫉妬に関することが詳しく書かれた「嫉妬本」は4月14日(木)発売です!
講演会にて先行で手に入れたので早速読んだのですがとっても面白かったです!
「はじめに」の文章が好きすぎて何回も読んでます。
是非お手に取って読んでいただきたい一冊ですっ!!!
◆「つい他人と比べてしまうあなたが嫉妬心とうまく付き合う本」(学研プラス)
「嫉妬深い自分が嫌い」という方は、その嫉妬から【自分のこと】をわたしと一緒に知ってみませんか!
その嫉妬心はアナタの魅力や可能性を教えてくれていますよ^^
K!naCo - きなこ -