K!naCo - きなこ -

ヲタクの幸せを「ココロ」から全力で応援するヲタク専門カウンセラー

好きという気持ちだけじゃどうにもならないことがある、と悟ったあの頃~泣きじゃくる夢を見た話から才能の話へ?!~

 

好きという気持ちだけじゃどうにもならないことがある、と悟ったあの頃~泣きじゃくる夢を見た話から才能の話へ?!~

 

ヲタクの幸せを「ココロ」から全力で応援する

ヲタク専門カウンセラー K!naCoです、こんにちは!

 

わたしは時たま早朝からパンを揚げています。

 

5時に起きて、6時から5時間、パンを揚げております。

 

今日も朝からパンを揚げた後、帰宅し、夕方頃にどうしようもない眠気に襲われて、眠りにつきました。

 

その時に、夢を見たんです。

 

夢を見た。これは全て夢の中の話。 

 

あんなにも泣きじゃくったのは久々だった。

切なくて、苦しくて、悲しくて、つらくて、ただひたすら泣いて、廃人と化しそうだった。

 

駅で丸一日泣きじゃくってた。


愛してくれる人の愛を受け取れなかった。

ひしひしと、ただただ愛を感じるのに。 

 

今すぐに彼の愛を受け取る覚悟がなくて。

彼はただただわたしに愛を伝えて、立ち去った。

 

 

「どうか目を瞑って聞いて欲しい」 

 

 

背後から彼は淡々と愛を語った。

彼は元から諦めるつもりだったらしい。

 

彼が淡々と愛を語る間に、彼の協力者が現れて、わたしに花束を渡した。 

 

背後で花言葉らしきことを話しているが、切なくて、苦しくて、どうしようもない気持ちが胸を締め付けてるわたしには、それがハッキリとは届かなかった。 

 

そこにはただただ愛が込められてることだけ感じ取れた。

 

わたしは泣いた。ひたすら泣きじゃくった。 

 

とてつもなく切ない恋の終わりだった。 

 

 

彼が嫌いなわけじゃない。 

人として信頼している。 

ただ恋愛となると少し違った。 

 

失いたくない。

これから好きになるかもしれない。

 

でも、7年変わらなかったものは、多分、これからも、変わらない。

 

これまでの関係のままで、というのは、相手にしたら残酷なワガママだろう。

 

 

届きそうで届かない。 

どうしても振り向いてはもらえない。

 

こんな切ないことがあるだろうか。

 

応えたいけど応えられない。

真剣な気持ちに曖昧で中途半端な気持ちのまま返すのは失礼だ。 

 

わたしが応えられない人であることも彼はわかっているようだった。

 

だから、彼はそっと静かに去った。

 

 

どうにもできない感情に、

相反して葛藤を生む感情に、

胸が痛いくらい締め付けられる感情に、 

 

わたしはただ泣きじゃくりながら、打ちひしがれていた。

 

彼と会うことはもう、二度と、ないだろう。

 

Twitterより

 

夢だから、何かとご都合主義なところがあり、ツッコミどころが満載です。

 

そもそも7年来の付き合いがある彼は誰やねん、って話で(笑)

 

彼の協力者(女の人だった)はいったい何者やねん!

 

駅で一日中泣きじゃくってるの、迷惑でしかないやろ!

 

ほんで、なんで、駅やねん(真顔)

 

あれこれ細かにツッコミ出したら止まらないので、この辺にしておきます(笑)

 

 

実は、この話の前にも夢はあって、この彼とは偶然、駅の近くのようなところで出会ってるんです。

 

そして、わたし(らしき人)はどうやら、彼の想いを聞く前にも、誰かを振ってる(?)ようでした。

 

同じように断らせなければならないことに、彼は、後ろめたさを感じているようでした。

 

 

・・・何の話やねん(急な現実)

 

 

ただ内容はともかくとして、あんなにも色んな感情が入り乱れて泣きじゃくったのは(夢とはいえ)久々でした。

 

あぁ、なんか、この感じ、久々だなーって。

 

夢の内容を書き出してて思ったのは、彼側の想いも、わたし(らしき人)側の想いも、どちらもかつて自分が感じた感情がごちゃ混ぜMIXになって出てきたような感じがしました。

 

それでふと出てきたのが

 

好きという気持ちだけじゃどうにもならないことがある

 

とその昔、悟った(?)なーということでした。

 

 

わたしは昔からずっと、相手のいる人を好きになる事が多かったんです。

 

好きな人には”好きな人”がいる。

好きな人には”彼女”がいる。

好きな人には”奥さん”がいる。

 

「素敵だな。いいな。」と思う人にはもれなくお相手がいて「やっぱりそうだよね。素敵な人だもんね。」って思うことがたくさんありました。

 

今にして思えば、それを諦める”口実”に使っていたのかもしれません。

 

「どれだけ好きでも、叶わない想いが、この世にはあるんだ」

 

ということを幾度となく、経験してきました。

 

そして、同様の想いを誰かに与えてきたように感じることも度々ありました。

 

そう思ったことは覚えてるけど、具体的なエピソードは忘れてるなぁ。

 

専門の時、どうしようもなく好きだった彼女持ちの彼に、そんな想いを抱いたことはハッキリ覚えてるかな。

 

「どれだけ好きになったとしても、この想いは叶わない」ってめちゃくちゃ泣いたもんなぁ(遠い目)

 

まぁ、その【好き】は純粋な愛だけじゃなくて、

 

独り占めしたいとか、

わたしだけを見て欲しいとか、

わたしだけを愛して欲しいとか、

 

そんな欲望が交じりに混じったものですけどね。

 

「まぁ、恋愛感情ってそういうもんだよね」って今にしてやっと思えますが、昔はそう思えなかったなぁ。

 

あらゆる欲望が、とても醜く、穢れてて、汚いもののように、わたしは感じてました。

 

 

それでね、あれこれ書き出しているうちに、ふと気付いたんです。

 

 

「あぁ、これ、両親への想いか」って。

 

 

エディプス・エレクトラコンプレックスというものが心理学にはあります。

 

一般的に【我々の初恋の相手は異性の親である】という考えで、

 

エディプスコンプレックスはフロイトさんが、エクストラコンプレックスはユングさんが作り、どちらもギリシャ神話になってます。

 

Google先生に聞いたら出てくるはず。

 

もしくはこの方がエディプス・エクストラコンプレックスのめちゃくちゃわかりやすい講座をしてくれるので、依頼してみて下さい(全力で他力本願)

 

ちなみに、K!naCoさん、このエディプス・エレクトラコンプレックスの見方が苦手で、未だにあまりよくわかっておりませんっ☆

 

(つまりは、わたしに詳しい解説は求めるなよ、ということです(おいっ))

 

 

でね、エディプス・エクストラコンプレックスには『勝者・敗者』って見方があるんです。

 

初恋の相手には協力なライバルがいるわけです。

 

そう、同性の親ですね。わたしでいえば母です。

 

同性の親よりもわたしの方が愛されたという想いが強い(略奪に成功した)場合は勝者

同性の親にはどうしても敵わなかったという想いが強い(略奪に失敗した)場合は敗者

 

になります。

 

 

「初恋の相手である父には、母という強力なライバルがいる。」

 

ということを踏まえて、

 

「好きという気持ちだけじゃどうにもならないことがある」

 

という想いを見ていってみましょう。

 

 

父にはもうすでに母というパートナーがいるので、わたしの入る隙はありません。

 

しかし、父は、年齢を重ねてからの子供だからか、とてもわたしを可愛がってくれました。

 

いわば、母というパートナーから、父を奪ったような形になるわけです。(形だけね)

 

この時点ではいわゆる勝者になるのですが、母のことも大好きだったわたしは、そこで罪悪感を覚えるのです。

 

 

「大好きなお母さんから、大好きなお父さんを奪ってごめんなさい。」

 

 

これを変形エレクトラコンプレックスと言います。

 

父のことも、母のことも、大好きなわたしは、勝者になりきれません。

 

まさに”好きという気持ちだけでは、どうにもならない”んです。

 

父と母に感じていたものを、他の人にも投影して、同じ気持ちを何度も何度も味わってきてたんですね。

 

 

あらゆる欲望が、とても醜く、穢れてて、汚いもののように、感じていたのは、好きな人を通して、無意識に「父親」を見ているがゆえに、いわば近親相姦のような感じがしてしまうからです。

 

恋愛感情って、性的欲求が付随するものですからね。

 

父に性的欲求を抱いてると思ったら、そりゃ禁忌を犯しているように感じて、自分を汚らわしく感じるもの無理はないですよね。

 

性的欲求を抱くこと自体はごくごく自然なことなのですが、その相手が父となるとなかなかそれを認めることは難しいものだと思います。

 

また”父”として見ているということは、自分は”娘”の立場にあるわけで、それが例えば、思春期の女の子だったとしたら、性的なことって近くて遠い未知なものになる場合もありますね。

 

子供の立場では、性的なことって現実味がなければ、タブーなものであると思ってしまいがちです。

 

近親相姦に加え、”思春期の女の子”がタブー視されがちな性的欲求を抱いているとなると、より自分を穢れたように感じるのも無理はないでしょう。

 

もちろん、これらは意識しているわけじゃなくて、無意識に感じてるものなので、余計に訳も分からず苦しい状態になりがちですね。

 

あれやこれやと言ってきましたが、結局のところ、わたしはずっと『父に恋していた』ってことですね。

 

要は、超ファザコンってことですな(真顔)

 

 

ちなみに”才能”って観点からこの話を見ると「セクシャリティ」に繋げることもできます。

 

セクシャリティ豊かで、それが才能であるがゆえに、誰かを通して”父”に恋することで、近親相姦(のマインド)を使い、自らのセクシャリティが出ないように抑圧してきた。

 

って見ることができるわけですね。(ちょっとややこしいね。)

 

セクシャリティって色んな言い換えが出来るんですけど、

 

生命力

性的魅力

大人のエネルギー

自分オリジナルのエネルギー

自分の本来のエネルギー

 

なんて表現したりします。

 

 

自分の本来の魅力・エネルギーを、父に恋することで、抑えてきたのだとしたら。

 

それは「そこに何らかの才能があるから」と言えますね。

 

人ってね、自分の才能を自覚することが怖かったりするんですよ。

 

だから、あの手この手を使って、わからないように隠そうとするんですけど、決して隠し切れるものでもないんですよね。

 

才能は、自覚して、受容して、磨いてこそ、才能になるので、

 

「とっとと気付いて、はよ磨けや!!!」

 

と言わんばかりに、あの手この手で気付かせようと問題を起こすわけです。

 

 

今回で言えば、

 

『いつも相手がいる人を好きになる』

『いつも好きな人と結ばれない』

『なぜか恋愛が上手くいかない』

『そもそもなかなか人を好きになれない』

 

みたいな問題ですね。

 

 

はぁーーーやだやだ!!!(急に自分事として実感がわいた人)

 

 

シんで欲しいと思うくらい憎み、恨み、嫌悪していた父のことを、こんな風に見れるまで成長したことを大いに褒めて欲しいわ(誰に)

 

わたし、偉い(結局、自画自賛

 

 

まっ、そういう見方もあるよー。

カウンセリングではこういう見方をすることもあるよー。

そんな見方(考え方)もあるんだなー。

 

くらいに思っていただければ幸いです。

 

 

・・・夢の話から思いがけず深い話になったな(真顔)

 

 

では!明日もよい一日を!!!

 

 

K!naCo - きなこ -