K!naCo - きなこ -

ヲタクの幸せを「ココロ」から全力で応援するヲタク専門カウンセラー

母の日に送る~小さな頃に傷付いたわたしへ。大人になったわたしより。~

 

 

母の日に送る~小さな頃に傷付いたわたしへ。大人になったわたしより。~

 

 

***

 

 

わたしはただ、アナタに笑っていて欲しかった。

 

 

怒らないで。

 

心配しないで。

 

悲しまないで。

 

 

アナタが怒らないように、わたしはワガママ言わずにいい子でいるよ。

 

アナタが心配しないように、わたしは甘えずにしっかり者でいるよ。

 

アナタが悲しまないように、わたしはつらくても平気なフリをするよ。

 

 

だから、どうか、アナタは笑っていて欲しい。

 

 

それでも、アナタは怒るよね。

 

それでも、アナタは心配するよね。

 

それでも、アナタは悲しむよね。

 

 

嗚呼、わたしはなんて、無力なんだろう。

 

ただアナタに笑っていて欲しい。

 

そんな願いも叶えられないわたしは、なんて、無力なんだろう。

 

 

わたしじゃダメなんだ。

 

わたしじゃアナタを笑顔に出来ないんだ。

 

アナタを笑顔に出来ないわたしはなんてダメな存在なんだろう。

 

 

ごめんなさい、アナタを笑顔に出来なくて。

 

ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。

 

 

もっとしっかりしないと。

 

もっといい子でいないと。

 

もっと強くならないと。

 

 

だけど、やっぱり、ダメだった。どんなにやってもダメだった。

 

わたしじゃ、ダメなんだ。わたしは、いらない存在なんだ。

 

アナタを笑顔に出来ないのなら、わたしなんていない方がマシだ。

 

 

***

 

 

キミは、そうやって、無力感を感じては、傷付いて、自分を責めてきたよね。

 

キミは、それを、何度も、何度も、何度も、繰り返してきたよね。

 

キミは、いつからか、自分の存在をも否定するようになったよね。

 

 

無力であることが、あまりにもつらすぎて、痛すぎて、傷付きすぎて。

 

こんな思いをするくらいならいっそ「居なくなりたい」って思ったんだよね。

 

 

それくらい、キミは、ただ、お母さんに笑っていて欲しかっただけなんだよね。

 

それくらい、キミは、ただただ、お母さんが大好きだったんだよね。

 

キミは、大好きなお母さんに、ただただ、笑っていて欲しかっただけなんだよね。

 

 

キミはね、無力なんかじゃないよ。

 

 

キミに出来ることは、もう、十分過ぎるくらい、十分やってきたよ。

 

お母さんに笑っていて欲しくて、ワガママ言わなかったキミはすごいよ。

 

お母さんに笑っていて欲しくて、甘えるのを我慢したキミはすごいよ。

 

お母さんに笑っていて欲しくて、平気なフリが出来るキミはすごいよ。

 

それだけ、お母さんを愛せるキミは、とても大きな愛の人だよ。

 

 

お母さんにもね、お母さんの事情があったんだ。

 

それは、わかっても、わからなくてもどっちだってかまわないよ。

 

 

ただ、キミは、いらない存在なんかじゃないってこと。

 

ただ、キミは、無力なんかじゃないってこと。

 

ただ、キミは、お母さんが大好きだってこと。

 

ただ、キミは、大きな愛を持つ人だってこと。

 

ただ、キミも、お母さんに愛されていたってこと。

 

 

それだけ知ってくれれば、今は、それでいいよ。

 

今すぐにそうは思えないかもしれない、それでいいよ。

 

ただ知ってさえくれれば、それでいいよ。

 

 

もう、キミは、お母さんのために十分過ぎるくらい頑張った。

 

だから、次は、キミが幸せになって、お母さんを笑顔にしよう。

 

キミが幸せにしている姿を見せると、お母さんはきっと、笑ってくれるよ。

 

 

これからは、キミが幸せになるために、出来ることをしよう。

 

大丈夫、それはね、お母さんを見捨てることにはならないよ。

 

今までと、ちょっと、やり方を変えるだけだよ。

 

キミの想いや頑張りが無駄になったりは絶対にしない。

 

だから、安心して。きっと大丈夫だから。

 

 

 

キミが幸せになる、っていう最高のプレゼントをさ、

 

キミの大好きなお母さんに、送ってみようよ。

 

 

さぁ、キミは、何がしたい??

 

 

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小さな頃に傷付いたわたしへ。大人になったわたしより。

 

カウンセラー K!naCo(きなこ)でした。

 

 

 

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