根本裕幸先生のお弟子さん制度を卒業したカウンセラーがあなたの相談にお答えするオンラインカウンセリング相談室【ココロノマルシェ】
本日はそのココロノマルシェに寄せられたご相談に回答します!
カウンセラー K!naCoです、こんにちは。
◆ご相談内容はこちら◆
セッションを終わりにするのが苦手だったり良いクライアントをやろうとしてしまいカウンセリング自体が苦しくなってしまいます。
ご相談者:マルちゃんさん
カウンセラーとクライアントの関係について相談です。
私はあるカウンセラーさんのカウンセリングを定期的に受けつつ、この人のカウンセリングを受けて見たいとピンときた人のカウンセリングも受けたりしています。
カウンセリングを受けるときに
私は時間が気になって仕方ないのです。
時間がオーバーしないか、
セッションをどう終わりにしたらいいか
そんなことを考えながら話をしています。
つまりは、カウンセラーさんから
嫌われたくないとか、良い?クライアントでいたいとかそういう意識が働くのだと思います。
特にどのタイミングでセッションを終わりにしたら良いのかすごく悩みます。
カウンセラーさんから
「時間なので終わりです」とピシャっと言われることが怖くて、寂しくて、自分からセッション終わりにしようとしているのだと思います。
時間なので終わりと言われると
何か拒絶された感じがするし、
今まで親身に聞いてくれたのは
なんだったの?と寂しくなるし、
本当はもっと話を聞いてほしいのにと
依存的になるし
結局、お金を払わないと
私の話を聞いてくれる人はいないとか
自己肯定感低め安定の自分が登場します。
セッションの後に
お金を払うという行為も苦手です。
『はい、時間です。では、○○円です。
(お買い上げ)ありがとうございました。』
みたいなビジネスライクに傷つくように
感じることもありました。
カウンセラーとクライアントの関係が
親子関係の再現になると、
どこかで見た気がします。
セッションを終わりにするのが苦手だったり良いクライアントをやろうとしてしまい
カウンセリング自体が苦しくなってしまいます。
どうしたら良いのでしょうか?
◆K!naCo- きなこ -からの回答◆
マルちゃんさん、初めまして!
カウンセラー、もとい、情熱系現場至上主義のヲタク K!naCoと申します。
カウンセラーに対して「いい人」をやってしまうとのことですので、どうぞわたしのことは「ちょっとヤバいただのヲタク」だと思ってください。
あながちどころか全く間違っていませんので!(そういう問題ではない。)
そんなことはさておき(笑)
ついつい「いい人」をやってしまう、ってあるあるですよねー!
わたしも人に嫌われたくなくてついつい「いい人」をやってしまいます。
人に嫌われるってイヤですもんね。それは仕方のないことかと思います。
嫌われないために「いい人」が出来るマルちゃんさんって実はとっても凄いんですよ!
「いい人」ってなろうと思ってなれるものじゃないんです。
人に気を遣える、空気が読める、相手を思いやれる等々はマルちゃんさんの魅力であり、才能であり、価値なのです。
今すぐには無理でも、ご自身でもそこは認めてあげて欲しいなと思います。
***
さて、マルちゃんさんはカウンセラーさんに対して下記のような気持ちを感じておられるんですよね。
・ピシャと時間で切られるのではないかという寂しさ
・もっと話していたいのに聞いてくれないという怒り
・私の話を聴いてくれる人はいないという孤独感
・カウンセラーから嫌われるのではないかという怖さ
カウンセリングを受けるたびにこれだけの感情を抱いていたら、それはとても苦しくなりますよね。マルちゃんさんにとって非常におつらい状態だと思います。
マルちゃんさんにとって「カウンセリングを受ける目的」ってなんでしょうか?
マルちゃんさんは今後もカウンセリングを受け続けたいですか?
わたしは一度「カウンセリングをお休みしてみる」のも選択肢の一つとしてはありだと思いました。
無理をしてまで受ける必要はないんじゃないかなぁとわたしは思うのです。
マルちゃんさんは「カウンセリングを受ける、受けない」という選択肢を持っています。
他にも例えば、
・時間が気になるのなら「メールカウンセリング」を利用してみる。
・後払いが気持ち的にしんどいのなら先払いのカウンセラーを選ぶ。
・定期的に受けているカウンセラーさんに素直に「寂しい」と言ってみる。
・ビジネスライクの関係にない、話を聞いてくれる友人や恋人を見つける。
などなど、マルちゃんさんには自分の望みを叶える選択肢や方法がたくさんあります!
選択肢や方法は様々ありますが、それを選ぶにはまず「自分がどうしたいか」を考える必要があります。
まずはマルちゃんさんが「今後どうしたいのか・どうしていきたいのか」を一度考えてみて下さいね!
***
さて、わたしが気になったのは「苦しい思いをしてもなおマルちゃんさんがカウンセリングを受ける」のはなぜなのかということです。
受けないという選択肢もあるのに、なぜカウンセリングを受けるのでしょうか。
わたしは“今の”マルちゃんさんにとってカウンセリングが「自分いじめの道具」となってしまってはいないかな?と気になりました。
寂しさや怖さで自分を苦しめたくてカウンセリングを受けているんだったとしたら?
なぜそこまでして「自分を責めてしまう」のでしょうね?
そこを見ていくのも一つの手だと思います。
ただこれは一人でするのはあまりオススメではありません。
「カウンセリングを受ける目的」を「なぜ自分を責めてしまうのか知るため」にすれば、それほどカウンセリングが苦しくなくなるかもしれません。
ひとつの選択肢として頭の片隅にでも置いていて下されば幸いです。
***
もう一つの選択肢として。
マルちゃんさん、本当は「誰に」話を聞いて欲しいのでしょうかね?
マルちゃんさんは「誰に」嫌われたくないのでしょうか。
これはあくまでもわたしの憶測に過ぎませんが「親子関係」にそのヒントが隠されている可能性があると思っています。
カウンセラーを通して、かつて「誰か」に抱いた感情と「同じ感情」を感じてはいませんか?
例えば。
お父さんだったり。
お母さんだったり。
はたまたかつての恋人だったり。
そこを考えていくと、もしかしたら何か気付くことがあるかもしれません。
その話をカウンセラーさんにしてみる、というのももう一つの選択肢として提案させて頂きます。
***
マルちゃんさんはとても愛情深い方でいらっしゃいます。
その優しくて深い愛情をぜひマルちゃんさんご自身にも向けてあげて欲しいなと思いました。
そのためにはまず「自分がどうしたいか」を考えていきましょうね!
「私は」どうしたいのか
「私は」どうなりたいのか
「私は」何をしたいのか
「私は」どうするのか
答えが出なくても構わないので、日常生活の中で「自分に問いかける」ようにしてみて下さい。
朝起きた時、ご飯を食べる時、外に出かける時、どんな時でもいいので思い出した時に「私はどうしたい?」と聞いてあげて下さいね。
それを続けていくと「今後カウンセリングでどうしたいのか」が見えてくるようになると思います。
焦らず、マルちゃんさんのペースで、やってみて下さいね!
あと、最後の最後に。
ヲタクとしては「自分の楽しめるものに熱中するのもアリですよ!!!」と声高々に主張しておきたいと思います(真剣な眼差し)
何か少しでも参考になりましたら、幸いです!
マルちゃんさん・回答を読んで下さった方々へ。
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