根本裕幸先生のお弟子さん制度を卒業したカウンセラーがあなたの相談にお答えするオンラインカウンセリング相談室【ココロノマルシェ】
本日はそのココロノマルシェに寄せられたご相談に回答します!
カウンセラー K!naCoです、こんにちは。
◆ご相談内容はこちら◆
自信を持つってどうするの
ご相談者:優芽さん
自信を持ってと言われる機会が多いです。
困ったことがあると、愛想笑いでやり過ごす癖があります。
この癖は、人を不快にすることがあると聞きました。
自信がないから、自分を守るために愛想笑いしているんだよ、意識的に自信を持って、愛想笑いしないようにしようと言われました。
自信を持てと言われて持てるなら
苦しくないんです。
持てないから、苦しいんです。
自信ってどうやって持つんですか?
◆K!naCo- きなこ -からの回答◆
優芽さん、この度はご相談ありがとうございます!
カウンセラー K!naCo(きなこ)と申します。
自信を持って!と言われて自信を持てたら苦しくないですよね。
というか「自信」ってそもそも何なのさ?!って思いませんか。
これってあるあるなお悩みなんじゃないかなぁと思ったので、わたしなりに回答させて頂きますね!
>困ったことがあると、愛想笑いでやり過ごす癖があります。
この癖は、人を不快にすることがあると聞きました。
愛想笑いでやり過ごす癖、わたしにもあります。
わたしは反応に困ったらついつい笑ってやり過ごそうとしちゃうんですよねぇ。
人を不快にする可能性は確かにあるかもしれません。
ただそれは「受け取り手」の問題で、愛想笑いが悪いわけでもましてや優芽さんが悪いわけでもないんです。
相手が同じ人でも、その人の気分やタイミングによっては不快に感じたり、感じなかったりすることってあると思うんです。
虫の居所が悪くてイライラしている時に愛想笑いをされたら不快に思うかもしれないし、逆にめちゃくちゃいいことがあってハッピーな時には同じ愛想笑いだったとしても気づかない可能性もありますよね。
相手がどう受け取るか、というのはこちらにはわからないことなんですね。
優芽さんは優芽さんの反応(リアクション)を取ればいいとわたしは思います。
それは自分で制限するものでも、ましてや他の誰かに制限されるものでもないとわたしは思うんですね。
>自信がないから、自分を守るために愛想笑いしているんだよ、意識的に自信を持って、愛想笑いしないようにしようと言われました。
自分を守るために愛想笑いすることってダメなんでしょうか?
優芽さんにご指摘して下さった方は「愛想笑いは人を不快にするからダメなこと」だという価値観があるのかもしれませんね。
優芽さん自身はどうですか?そう思いますか?
自分を守るために愛想笑いすることってダメなことだと思いますか?
今一度、優芽さん自身はどう思うか考えてみてもいいかもしれませんね。
お相手にはお相手の意見や価値観があって、優芽さんには優芽さんの意見や価値観があると思います。
同じ時もあれば、当然違う時もあると思います。
同じだからと言って良いわけでも、違うからといって悪いわけでもありません。それぞれがそれぞれに意見や価値観を持っていていいんです。
「この人はこう思うんだな。わたしだったらこう思うな。」でいいんです。
人は人、わたしはわたし
この意識を持つことが優芽さんを悩ませるタネを減らすポイントになるのではないかなとわたしは思いました。
さて!ここからが本題の「自信ってどうやって持つんですか?」の回答になります!
ごめんなさいね、師匠である根本裕幸先生に似て前振りが長くて(笑)
自信って「自分を信じる」と書きますよね?
実は自信をつけるためには【ある公式】があるんです。
◆自信=経験×自己承認
これです!テストに出ますので要チェックでお願いします!
例えば、自転車に乗れるようになりたい!と思ったとしましょう。
自転車に乗れるようになりたい!と思ったら、練習しないとダメですよね?
この練習が【経験】になります。
練習していると何度も失敗しながらも少しずつ乗れるようになっていきますよね。
昨日はペダルに足を乗せることも出来なかったのに今日は出来た!
全く自転車を漕ぐことが出来なかったのに2・3回漕ぐことが出来た!
補助なしですいすい漕ぐことが出来る!自転車に乗れている!
こうして「自転車に乗れなかった自分」を少しずつ「自転車に乗れている自分」になっていると認めることで「自転車に乗れる!」という自信がつくわけですね。
この過程が【自己承認】になります。
経験を積みながら、少しずつ成長する自分を自分で認めることで自信がつくんですね。
◆自信=経験×自己承認
この式にはとても大事なポイントがあるんです。それは「かけ算」だということです。
3×3=9
3×0=0
0×3=0
かけ算って「0」をかけると、相手がどんな数字でも「0」にしかならないんですよね。
つまり、経験が「0」でも自己承認が「0」でも「自信はつかない」ってことです。
先ほどの自転車の例で言うと。
自転車に乗る練習(経験)がないと自転車には乗れませんよね。
何回練習してても一向に乗れる気配がないとそのうち「もういいや、どうせわたしは乗れないし」って諦めちゃったりしませんか。自分の成長を自分で認められないと「自転車に乗れている!」とは思えないんですよね。
経験と自己承認、どちらも揃って「自信」に繋がっていくということをぜひ頭の片隅にでも覚えておいて頂けるとありがたいです。
「自信を持って、愛想笑いをやめる」というのも自転車と同じです。
愛想笑いをやめる練習をしてみて、最初は愛想笑いが出てしまっても「初めてだから仕方ない!これが今のわたしだもんね!」と認めながら少しずつチャレンジしてみて下さい。
そのうち、少しずつ「あっ、今、愛想笑いしそうなところだったのにしなかった!」と自分の成長を認めていくと「愛想笑いをしない自分」に自信を持っていけると思います。
ただし!それは優芽さんが本当に「愛想笑いをやめたい」と思っていたら、です。
自分自身が変えたいと思っていないのに他人に言われたからといって変える必要はわたしは全くないと思います。
「自分がどう思うか、自分がどうしたいか」を考えてみて下さいね!
何か参考になれば幸いです!
ご相談ありがとうございました^^
優芽さん・回答を読んで下さった方々へ。
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K!naCo - きなこ -