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現場至上主義の行動派ヲタクが送るカウンセラーへの道~エピソード⑧~

 

【現場至上主義の行動派ヲタクが送るカウンセラーへの道】 

 

~エピソード⑧~ 

 

 

希望通り会計事務所の事務員になったわたしですがそう長くは続きませんでした。

 

 

なんと、

 

わたしには、

 

「事務職」が向いていなかったのです。

 

(えっ!)

 

仕事として「こなす」ことはできるのですが、元々淡々と同じことを繰り返すことが好きじゃないわたしにはだんだんとそれが苦痛になっていきます。

 

顧問先の仕事は学びが多く、簿記の知識も活かせるので、とても楽しかったのですが、事務所の事務作業がわたしには合いませんでした。

 

(今になって思えば前職でも事務作業が嫌いでした)

 

職業訓練校時代の友達に相談しながらなんとか頑張っていたのですが、どうしてもわたしとは合わない部分がいくつかあり「もう無理かもしれない」そう思っていた時に見たのが、

 

根本師匠の「お弟子さん制度3期」の告知でした。

 

「大阪で開催します」の文字をみてわたしはすぐ「これはやるしかない!!!」そう思いました。

 

それを見たのが12月。

 

それから年が明け、新年早々わたしはまたもや仕事に行けなくなるのです。

 

そしてそのまま「退職」します。

 

その時わたしは「正社員」として働く自信をなくしました。

 

「二度あることは三度ある。」

 

・わたしはまた会社に迷惑を掛けるのではないか

・わたしはどこで働いても上手く出来ないのではないか

・わたしはどこにいっても駄目なのではないか

 

思考ではそう思い、自分を責め、自ら傷付けていました。

 

働くことが怖くなったわたしですが、お弟子さん制度に応募する気だけは満々でした。

 

「絶対にお弟子さんになる!」と。

 

奨学金を繰上げて完済するために貯めていたお金を使うことになっても、それで貯金がなくなっても、仕事を辞めたために収入がない状態でも、それでもいいから「やりたい」と。

 

とうとうわたしの中で「お金を使う怖さ」よりも「やりたい気持ち」が上回ったのです。

 

わたしはずっと母に「カウンセラーになりたい」と言うことに抵抗がありました。

 

お弟子さん制度を受けたいと勇気を出して打ち明けた時、母は「ええやん」と一言わたしの背中を押してくれました。

 

その時わたしは

 

「きちんと自分と向き合うこと」

 

を覚悟します。

 

 

こうして早々に「経理」の道へ別れを告げたわたしは、

 

「カウンセラーの道」へ一歩踏み出したのです。

 

 

 

さて、そうして今に至るわけですが、

 

みなさん、

 

「点」と「点」は線になりましたか?

 

 

 

 

 ◆エピソード⑦

 エピローグ◆ 

 

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