K!naCo - きなこ -

ヲタクの幸せを「ココロ」から全力で応援するヲタク専門カウンセラー

なぜ恋愛に「執着」「依存」はタブーなのか?~すくすく育った弟子でヲタクなK!naCoによる回答~

 

なぜ恋愛に「執着」「依存」はタブーなのか?~すくすく育った弟子でヲタクなK!naCoによる回答~

 

ヲタクの幸せを「ココロ」から全力で応援する

ヲタク専門カウンセラー K!naCoです、こんにちは!

 

昨日、我がお師匠が弟子達に愛ある無茶ぶりをしてたので「おうおう、ノってやろうじゃねえか(物騒)」ってことで、わたしなりの回答を書いてみたいと思いますー。

 

(師匠、ブログのネタ、ありがとうございますっ!!!)

 

なぜ恋愛に「執着」「依存」はタブーなのか?については理解されてますでしょうか?

分からないよー!という方はぜひともうちの弟子どもに質問してみてはいかがでしょうか?立派な師匠の元ですくすくと育った弟子ですからきっと明快な回答を寄せてくれることでしょう!

ということで以下はうちのお弟子さんたちは読まないようにしてくださいませ。

 

▼ 引用元

nemotohiroyuki.jp

 

 

まっ、もう、全部読んだんですけどね☆(てへぺろ

 

 

>なぜ恋愛に「執着」「依存」はタブーなのか?

 

個人的には”タブー”って言葉に引っ掛かりを覚えたりするんですけど、それはまぁ置いとくとして。

 

まず「執着って何なの?依存って何なの?」ってところからお話しておきたいと思いますー。

 

(誰からも質問されてないのに(笑))

 

 

”執着”とは簡単に言えば【一つしか選択肢がない状態】です。

 

ちょっと言い方を変えると【一つしか選択肢を想定できない状態】とも言えますかね。

 

【不安や怖れなどのネガティブと呼ばれる感情によって、ゆとりがなくなり、視野が狭くなっている状態】とも言えますね。

 

「私にはこれしかない」って思い込んでいる状態です。

 

某J界隈でいうヤラカシとか、某K界隈でいうサセンとか、恋愛でいうところのストーカーとかは”相手に執着している状態”ということが言えます。

 

「私には!この人しか!いないっ!!!」ってなっている状態ですね。

 

人だけじゃなくて、会社とかお金とかに執着する場合もあります。

 

「この会社を辞めたら、他に私を雇ってくれるところなんてない…!」ってオーバーワークしちゃったりするのも、会社に執着している結果ですね。

 

「お金がないと幸せになれない」っていうのもお金に執着している状態と言えます。

 

厳密に言えば、その人やモノ、会社そのものに執着しているというよりかは、その対象となるものに感じている【感情に執着している】ってことなのですが、その辺はなかなか自分ひとりじゃ自覚しづらいので、カウンセリングなどをご利用していただければと思います。

 

 

"依存"は【私は何もできない。だから誰かに何とかして欲しい。】と思っている状態です。

 

私たち人間は誰もが”依存状態”からスタートします。

 

赤ちゃんは自分で自分のこと何も出来ないですよね。

 

お腹減ったからって自分で勝手にママのおっぱい飲もうとしたりしないでしょ??

 

おしっこ出て気持ち悪いからって自分でおむつ履き替えたりしないでしょ??

 

「腹減ったー!おしっこ出たー!誰か何とかしろー!」って泣くでしょ??

 

あんな感じです(?)

 

「そりゃ、まぁ、赤ちゃんはな」って思います??

 

たとえ身体が成長して、大人になったとしても、新しいことなどを始める時は必ず”依存状態”からスタートするんですよね。

 

例えば、新入社員の子は、入社した時、右も左も分からない状態ですよね。

 

「何もわからない(何も出来ない)ので、誰か教えて下さい!」っていうのも、依存の立場であると言えるんです。

 

「寂しいけど自分じゃどうしようも出来ないから誰か何とかして欲しい」

「自分ひとりじゃ満たされないから誰かに私を満たして欲しい」

「自分では自分を可愛いと思えないから、彼に可愛いって言って欲しい」

 

というのは”依存心”から出てくるものですね。

 

前提に【自分では何とも出来ない。自分じゃどうにも出来ない】って想いがあるんです。

 

 

「何も出来ない私をなんとかしてくれるのは彼しかいない」

 

っていうのは執着と依存のMIXバージョンですね。

 

余談ですけど、自分には何も出来ないと”受け身”の状態で「”推し”からのファンサが欲しい!!!」って固執しているのも、執着と依存が生み出した状態と言えます。

 

(ファンサはね、貰うものじゃなくて、楽しんでたら"ついてくるもの"ですよ(はぁと) by ヲタク)

 

 

さて、やっと本題に入るわけですが(遅)

 

 

>なぜ恋愛に「執着」「依存」はタブーなのか?

 

 

執着している時って【彼以外の選択肢】がないんですよね。

さらに依存している状態だと【彼がいないと私は何もできない】と思ってます。

 

つまり、全て『彼次第』になっちゃうわけですね。

 

”二人の”関係なのに、主導権を全て”彼に握らせてしまう”んです。

 

言い換えれば、自分の選択権を彼に明け渡しちゃうわけです。

 

彼の気分、彼の方針、彼の言うこと、彼の行動、彼の考え、

 

全ての基準が『彼』になってしまうので、自分で選択する余地がなくなるんですね。

 

 

いわば『彼という檻の中に自分を閉じ込める』ような状態になるわけです。

 

 

それって、非常に不自由で、苦しくて、しんどいんですよね。

 

私たち”人間”にとって、選択肢がない不自由な状態って、とても苦痛なんです。

 

法を犯した受刑者が檻の中に入れられるのも、それが人々にとって苦痛なことだからと思うとなんだか頷けませんか。

 

 

「あなたは自分にそんな苦痛を与えたいと思いますか??」

 

ってことなんです。

 

 

嫌でしょ?? 恋愛でそんな苦しい思いするの。(恋愛に限らないけど)

 

彼という檻の中に自分を閉じ込めてるのは、他の誰でもない"自分自身"なので、その檻から自分で出られるようになろうね!ってことをあの手この手で伝えられているわけです。

 

執着を手放して、選択肢を取り戻していこうね!

自分は何も出来ないって”誤解”を解いて、自分で出来ることを増やしていこうね!

 

というようなことが、色んな表現で伝えられているわけですね。

 

 

つまりは【自分で自分に自由を与えようね!】ってことです。

 

 

 

「いいんです、私はそれでも!!私は彼という檻の中に居たいんです!!!」って言う生粋のドMさん(?!)がいたら、それはそれでいいとわたしは思うんですよね。

 

他人様の趣味滑稽に口出しできるような立場にわたしはありませんから(笑)

 

自分の意志でそれを選択するのなら、それは何ら問題ないとわたしは思います。

 

結局は「あなたはどんな恋愛がしたいの?」「あなたが本当に望む恋愛関係はどんな関係なの?」ってところが大事になってくるんですね。

 

執着して不自由な依存状態の恋愛なのか。

それぞれ自立して対等な関係の恋愛なのか。

逆に彼を跪かせて自分が優位な恋愛なのか。

 

その選択権はみんながみんな"自分で持ってるもの"なんです。

 

 

ただ実際は自分で意識して檻に入ってるって方は少なくて、"無意識に"檻の中へ入ってしまってるって方も多いんですよね。

 

また本音では対等な関係を望んでるけど、「私なんかが」なんて思いから彼に依存するような状態になってしまってる方もいらっしゃったりします。

 

その辺は結構、人の心理の"シンプルなようで複雑なたころ"だったりするんですよね。

 

自分で自分の本音に気付くって案外難しかったりするんです。

 

だから、カウンセラーって職業の人が存在してるんですけどね。

 

 

檻から抜け出す体験をしてみたかったのかもしれないし、ちょっと檻に入ってみたかったのかもしれないし、軽い気持ちで檻に入ってみたら意外と抜け出すのが大変で「なかなか抜けられない?!」って檻の罠で遊んでみたかったのかもしれないし、「檻?そんなの窮屈過ぎて無理」って檻には目もくれないで自由を謳歌したかったのかもしれないし、どんな選択をしてもOKなんですよね。

 

どの経験も自分が(精神的に)成長するための大事なプロセスだとわたしは考えています。

 

そして、その選択は、いつでも自分で変えられます。

 

もう十分遊んだからいいかなって思うなら、檻から出て自由を謳歌することもできるし、

 

いや、ちょっと、案外、檻の中が居心地良くてまだ出るのとか無理かもっていうならそれもありだし、

 

なんかもう恋愛そのものがええかな。私は趣味に生きるわ!っていうならそれもありだし、

 

何でもありっちゃ何でもありなんですよね。

 

 

つまりは「好きにしたら良いんじゃない?」ってところに行き着くわけですな。

 

(某立派な師匠の弟子っぽいでしょ?(笑))

 

 

わたしは、執着や依存そのものが"悪い"ってわけではないと思ってます。

 

もちろん"良い"ってわけでもないですけどね。

 

ただ「今現在そういう状態である」っていう見方をします。

 

大事なのは「今そういう状態ってことがわかったわけだけど、これからあなたはどうしたい?」ってところだとわたしは思ってます。

 

檻から出たいんですけど!ってなれば、じゃあ頑張ってみようか!って話をするし、

 

まだ檻の中に居たいっす!ってなれば、じゃあ出たくなったらまた来てね!って言うし、

 

出たいんですけど出れる気がしないんです…!ってなれば、じゃあ出たくなるくらい幸せな未来のイメージを描いてみましょう!って提案したりします。

 

その時々で、今やれることをやっていきましょうよ!ってスタンスです。

 

 

とはいえ、わたし自身が不自由であることをとてもとても嫌っているので、

 

執着してる状態の恋愛も、依存してる状態の恋愛も、オススメはしませんけどねー。

 

意志は尊重するし、肯定も否定もしないけど、オススメもしないというポリシーでやっとります(笑)

 

この世はとっても広くて、ありとあらゆる選択肢が用意されてて、それはもうたくさんの可能性が秘められてるので、自分に合った選択肢を見つけていけたらいいんじゃないかなと思う次第です。

 

恋愛も仕事も趣味も、人生そのものも。

 

それが『ライフワーク(自分らしい幸せな生き方)』だとわたしは思うので。

 

 

以上!K!naCo的【なぜ恋愛に「執着」「依存」はタブーなのか?】の回答でしたー。

 

 

K!naCo - きなこ -