根本裕幸先生のグループセッションを受けてきた! in 広島 ~その1~
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ヲタク専門カウンセラー K!naCoです、こんにちは!
先日、広島にてお弟子同期の4人と共に根本裕幸先生のグループセッションを受けてきましたー!!
▲ 左前から、めぐさん、春香さん、さとみさん。左後ろから、K!naCo、いっちゃん、根本先生。
いっちゃんに髪を巻いてもらって、ご機嫌なわたしです。
それは自分ひとりじゃまず気付けないわ…!!!そりゃ無理だわ…!!!
というような体験をしたので、同じような"感覚"を持つ方の何か参考になればいいなと思い、備忘録もかねて、まとめておこうと思いますー。
<目次>
▼ 続き(別記事)
根本裕幸先生のグループセッションを受けてきた! in 広島 ~その2~
根本裕幸先生のグループセッションを受けてきた! in 広島 ~その3~
カウンセリングテーマ
事前課題として『今日解決したいテーマはなんですか?』みたいなものをA4サイズの紙にまとめるのですが、まぁまずこれが書けないんですよねぇ(笑)
何を書こうか考えてる時に、あれこれ思い浮かんだのは「これってなんか問題なんじゃないか?」とか「なんでこれってこうなっちゃうんだろう?心理的にはどうなっているんだろう?」みたいなものだったんですよね。
なまじっか心理学を学んでるだけに思考がまぁよく働いて、ああでもないこうでもないって堂々巡りしてたんです(笑)
そんな時にふと「待てよ。そもそもわたしが"解決したい"と思うことってなんだろう?」って考えたんですね。
問題かどうかとか何が原因かとかそういうのはただ"知りたい"ってだけで"解決したい"とはまたちょっと違うなと思ったんです。
そんな苦悩の末、出てきたテーマが【 親密感 】でした。
わたしは、心理的に距離が近くなったように感じると「侵入される怖れ」「奪われる怖れ」「干渉される怖れ」「期待をかけてコントロールされる怖れ」のようなそんなものを感じることが過去に何度もあったんですね。
触らないで。触れないで。入って来ないで。これ以上踏み込まないで。不用意に入ろうとしないで。許可もなく勝手に入らないで。もうほっといて。
そんな気持ちが怒りと共に現れ、涙が出てくるんです。
相手に対して怒りや拒否感、嫌悪感などがわいてくるのですが、
「相手にそんな感情を抱く自分が何よりも嫌だ。」
と自己嫌悪と共に自己攻撃が始まり、その結果、よく胃腸がヤられてたんですね。
さすがにそれはもう自分が可哀想だなと思った、というよりも"思えた"ので、今回は「自己嫌悪や自己攻撃で胃腸がヤられるのをやめたい(緩和したい)!」ということをテーマにすることにしました。
自分なりに思う、その問題の背景や原因も書くのですが、そもそもどの怖れも「受け身言葉だな」と思ったんですよね。
じゃあ、NO!って言えばいいじゃん!という話なんですけど、それがどうも上手くいかない上に、何でも飲み込もうとする癖があるなって気付いたんです。
そもそもNOを示すことは「ワガママだ」って認識があることにも気付きました。
そういえばよく"口答えするな!!!"って怒られてたな、ってこれを書いている今まさに思い出しました。そりゃ何でも飲み込むしかないわな(笑)
物心つく頃には、場の空気を読むとか大人の顔色や機嫌を伺うとか当たり前にやっていて、たまに(子供なので当然と言えば当然なのですが)自分の感情のままに動いて"失敗"して怒られる、つまり、空気を読めてなくて怒られるなんてこともあったので、我慢する癖も自ずとついたんだろうと思います。
そもそもわたしは"我が弱い"ようなタイプじゃないので、空気を(読んではいるけど)読まずに自己主張するみたいなこともあって、その度に「あぁ、またヤらかした。自分がすべて飲み込めば丸く解決するのに。自分の変なこだわりとかプライドとか情熱のせいで。」って自己嫌悪してたことがあるのも、今書いてて思い出しました。
STEP1~ひとつひとつ確認する~
※先に申し上げておくのですが、セッションの流れは大体です。
どこかで記憶の改ざんが行われている可能性は十分にございます(笑)
(そのくらい人の記憶は曖昧ということ。)
さて、グループセッションでわたしは二番目だったのですが、紙を渡して、まず根本先生に言われたのが、
『(自分は)ワガママってことですねー』(ニュアンス)
ってことでした。
そう!そうなんです!わたしはワガママなんです!!!
・・・ってなテンションで返すはずもなく、普通に「そうです。」と返したわけなんですけども(笑)
内容に関する質問を2つ、3つ受けた後、『どの層を扱うかなー』みたいなことをおっしゃって黙る根本先生。
「どの層?どういう層があるのか教えて欲しい」という知的好奇心が現れるK!naCo(笑)
根本先生『胃腸ってどっちのがヤられることが多いの?』
K!naCo 「うーん、どっちもありますけどねぇ。あっ、でも、一番酷かった時期は"腸"でした。」
その回答を機に動き出す根本先生。
ソファに座っていたのですが、広いスペースに呼ばれ『この中で自分と似てると思う人を選んで』と言われます。
そこで選んだのは春香さん。
そこそこ距離を取って春香さんと対面に立ち、『これ、どう感じる?平気?』と問われます。
正直、対面に立った時点でなんでかわからないけど、怖いっ!!!ってわたしは思ったんですね。でも、わたしは一回「大丈夫です」って嘘つきました。
正確に言うと、身体の反応を感じる前に言葉で誤魔化したって感じですかね。大丈夫ってことにしようとした、って言えばなんとなく伝わりますでしょうか。
根本先生の指示で、一歩、春香さんがわたしに近づいてまた『どう感じる?』と問われたのですが、この時はもうさすがに無理で「怖いです。なんならさっきの距離でも怖いです。」と正直に伝えました。
『じゃあ、今度は後ろ向いて』と言われるわたし。
この時点でもうめっっっっっちゃ怖くて、なんなら足も手も震えている状態です。
先程と同様に背後からも近付いてもらったり、また対面に向き直ったりしながら、その都度『これはどう?何を感じる?何が怖い?前からと後ろからだったらどっちがマシ?』などひとつひとつ確認を取る根本先生。
わたしは「前と後ろだったら、後ろのが怖い。何されるかわからなくて怖い。まだ前の方が見えるからマシ。」など感じたことをそのまま伝えてました。
わたしはどうも後ろに立たれるのが怖くて『何が起こると思っているの?前からと何が違うの?』って色々質問を受けてる間に、ふとある出来事が思い浮かんできました。
中学生の頃に、同級生の男の子から、背中を思いっきり蹴られたことがあったんです。
というのも、彼はパニック障害を持っている人で、HRかなんかの時間に同級生が担任を怒らせて、その怒鳴り声にパニックを起こしたんですね。
彼はパニックになって、そこにあった"モノ"を蹴ったわけなんですが、それが"わたしの背中"だったわけです。彼からしてみれば、多分、机を蹴ったくらいの感覚なんだと思います。えぇ、ですので、思いっきりです。それはもう、思いっきりです(真顔)
彼がわたし個人に向けて、悪意や敵意を持って攻撃してきた(蹴ってきた)のであれば、身体がその悪意や敵意に反応して何かしら防御したと思うのですが、悪意なき攻撃だともうどうしようもありません。
パニックになった叫び声を耳にして、状況判断する間もなく背中に衝撃が走り、ちょっとの間、呼吸が出来なくなるくらいには打撃を受けました。あれは痛かった(真顔)
そんなことを思い出しつつ「ああなると思う。こうなると思う。」と回答するわたしに根本先生は、
『これは誰でもあることだけど、マインドが今を見てない。目や思考(顕在意識)は今を見てるけど、マインド(潜在意識)は過去や妄想の世界を見ているから、現実にフィルターがかかっている。怖れているのは今現在じゃなく、その過去や妄想の世界を怖れていて、地に足がついてない状態になっている。』
というようなことを説明して下さったんですね。
これを聞いて、わたしは「なるほど!だから、わたしは高所が怖かったんだ!」って妙に納得しました。
例えば、吊り橋なんかを他の人が平然と渡っているのを目の前で見ていて、頭では安全であるということも分かっているはずなのに、どうしても足がすくんでしまって一歩も動けなくなるのは何でなんだろう?って自分でも不思議だったんです。
あれも"マインドが過去や妄想の世界を見ている"ってことなんだなと腑落ちしたんです。(これがわかったの、個人的に結構嬉しかった。)
根本先生は続けて、
『こういう時は確認するのが大事。目の前にいる人が誰なのか、今自分はどこにいるのか、自分が感じているのは何なのか、怖れだとしたら何が怖いのか、なんで怖いのか、それは今なのか、っていうのを今やった(その場で確認した)みたいにひとつひとつ確認していくと良い。そうして確認していけば、そのうち震えも止まる。』
と教えて下さいました。
身体の感覚(今回で言えば怖れ)を無視せずにひとつひとつ確認しながら、"今ここ"に目を向けるってことですね。マインドフルネスとかまさにそれですよねー。
まさか現実と過去や妄想の世界がごっちゃになってるなんて、自分では全くわからなかったので、まさに目から鱗な気付きでした。
長くなったのでその2に続きます!!!(これでもまだ序盤)
K!naCo - きなこ -