根本裕幸先生のグループセッションを受けてきた! in 広島 ~その2~
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ヲタク専門カウンセラー K!naCoです、こんにちは!
先日、広島にてお弟子同期の4人と共に受けた根本裕幸先生のグループセッションのレポートを備忘録かねて書いておりますー!
▼ 前回の記事はこちら!
根本裕幸先生のグループセッションを受けてきた! in 広島 ~その1~
▼続きはこちら!
根本裕幸先生のグループセッションを受けてきた! in 広島 ~その3~
▲ 左前から、めぐさん、春香さん、さとみさん。左後ろから、K!naCo、いっちゃん、根本先生。
<前回の簡単なダイジェスト>
【親密感】をテーマに「自己嫌悪や自己攻撃で胃腸がヤられるのをやめたい(緩和したい)!」ということをお伝えした前回。
実際にその場で確認を取りながら『目や思考(顕在意識)は今現在を見ているのに、マインド(潜在意識)は過去や妄想の世界を見ている。そういう時はひとつひとつ確認するのが大事』という話をしていただきました。
今回はその続きです!では、どうぞー!!!
<目次>
STEP2~気持ち悪いのは普通~
前回、ひとつひとつ確認することを教えて頂いた後、相変わらず春香さんと対面に立っているわたしに根本先生が『ちょっとハードか、少しハードか、どっちがいい?』というような質問をします。(なんて言われたかちょっともう覚えてない。)
「…どっちでもいいです。」と答えるわたしに『じゃあ、また後ろ向いて』という指示を出す根本先生。
根本先生『今から春香さんに耳元で囁いてもらいます。』
K!naCo 「?!?!?!」
なんてことを言い出すんだ…!と思いながら、もうこの時点でぞわぞわしているわたし。
根本先生『今からいう言葉を言ってみて。私の愛を受け取ってくれないの?』
春香さん「…私の愛を受け取ってくれないの?」
左側から囁かれた瞬間、左肩から右肩、さらには背中にかけてぞわっと一瞬で寒気が走りました。めちゃくちゃ気持ち悪いんです、これが。
『どう感じる?』と聞く根本先生に「ぞわっとしました…!気持ち悪い…!」と答えるわたし。
『なんで気持ち悪いんだと思う?何が気持ち悪いんだと思う?』と続けて質問をされます。
ただわたしにはこれが全くわからなかったんです。「なんで?なにが?」と復唱して思考も感覚も巡らせてみるものの、何にも浮かびませんでした。
そんなわたしの様子を伺いつつ、先を進める根本先生。
根本先生『私の愛を受け取らないなら嫌いになる』
春香さん「…私の愛を受け取らないなら嫌いになる」
根本先生『これは?』
K!naCo 「…平気です。」
根本先生『私の愛を受け取ってくれてもいいけど。』
春香さん「…私の愛を受け取ってくれてもいいけど。」
根本先生『これは?』
K!naCo 「大丈夫です。」
根本先生『じゃあ、一番最初のが気持ち悪かったのは何でだと思う?他の言葉と何が違うと思う?』
・・・はい、さっぱりわかりません(真顔)
二つ目、三つ目に囁かれた言葉には特にこれといった反応はありませんでした。
正確には"嫌いになる"という言葉には多少ざわっとしたのですが「春香さんだしな。それはないな。」という変な自信がありました(笑)
"受け取ってくれてもいいけど"に関しては「…はぁ。(それでわたしはどうしたら…?あなたの気持ちはわかったけど、わたしはどうしたら受け取ったことになるのでしょうか?)」というような感じでした。
"愛を受け取ってくれないの?"という言葉だけ露骨に反応が出た、ということしかわたしにはわからず、なぜなのかも他と何が違うのかもさっぱりわかりませんでした。
皆さんはこの"三つの言葉の違い"がわかりますでしょうか?
答えが出そうにないわたしに根本先生はこう説明して下さいました。
根本先生『一つ目の言葉には"ニーズ"が含まれている。』
K!naCo 「!!(なるほど!ニーズってこんな気持ち悪いんだ…!)」
根本先生『ニーズが気持ち悪いのは普通のこと。みんな気持ち悪いと思ってる。』
K!naCo 「??????????」
わたしはこの『ニーズが気持ち悪いのは普通のこと。みんな気持ち悪いと思ってる。』というのが全っっっ然ピンと来なかったんです。言っている意味はわかるけど、何を言っているんだかさっぱりわからない状態でした。
その理由を根本先生は、
『ニーズを気持ち悪いと感じるのは普通のこと。みんながそう感じるものだけど"ニーズをぶつけられるのが当たり前の家庭環境"にいたから、ニーズから逃げられないという思い込みがある。ニーズを感じてはいるけど、逃げる選択肢がないからしんどい。』
ここで涙が溢れてきそうになるわたし。
【ニーズをぶつけられるのが当たり前の家庭環境】というのが「えっ?!そうなのっ?!?!」と全く自覚のない指摘だったので、わたしは結構な衝撃を受けました。
「そりゃ…しんどいよね???」という思いと共に「そう!しんどかったの!めっちゃしんどかったの!」という心の声がどこかから聞こえてくるようで、やっとわかってもらえたような感覚があって、涙が溢れそうになりました。
さらに説明を続ける根本先生。
『ちなみに二つ目は"怖れ"を使っていて、三つ目は"期待"を使っている。ニーズに対して選択肢を持つのが大事。NOと言えるようになるのがいいけど、それが難しければYESを言うことをオススメしている。』
涙が溢れそうになりながらも「なるほど…!」と聞いているわたしに『まだ終わりじゃないよー』と次の実験へ進める根本先生でした(笑)
STEP3~親密感~
再び春香さんと向き合って立たされるわたし。
根本先生『じゃあ今から春香さんに価値を伝えてあげて。』
そう言われてあれやこれやとわたしから見た春香さんの価値を伝えました。ちょっと何言ったかはもう覚えておりません(笑)
根本先生『春香さん、今言われたことを同じように伝えて。』
春香さんはわたしが言ったことと同じようなことを伝えて下さいます。
根本先生『今、感じてるのが【親密感】です。』
「えぇー!!!!?そんなサラッと?!」と思いながら、感じているものに意識を向けると胸の辺りにポカポカと温かい感覚がしました。
「あぁ、これ、セッションで良く感じるやつだ。特に推しを語るセッションで価値や魅力、才能を伝えている時によく感じてる…!これ、親密感だったんだ…!」と気付きます。
ソファに座るように促され、席に着くと根本先生は、
『親密感はもうすでにある。よく勘違いされがちだけど、親密感ってベッタリくっつくことが親密感なわけじゃない。お互いに心地よい距離で心をオープンに出来ていれば、親密感は感じられる。距離感はフレキシブルに変わるものだし、変わっていいもの。それぞれの距離感で親密感はある。』
と説明して下さいました。
STEP4~今回のまとめ~
そのまま、今回のセッションで確認したことをまとめて下さる根本先生。
『怖れが出てきた時は、確認することが大事。指差し確認するといいよってよく言うのだけれど、ひとつひとつ確認するということを丁寧にやるといい。
ニーズに関しては逃げられないという思い込みがあるから"逃げてもいい"って許可を出してあげることが大切。みんなと等しく接する必要はない。同じ相手でも、自分の状態や相手の状態で距離感が変わるのは普通のこと。嫌なものは嫌でいい。』
「嫌だと思うことに自己嫌悪や罪悪感が出るのは、逃げられないっていう思い込みのせいですか?」
『そう。自己嫌悪や罪悪感を使って、逃げられない環境にしている。サーカス団の象の話って知ってる?サーカス団にいる象は逃げないように、小さい頃、尻尾に杭を刺される。成長して、杭を引き抜くくらいの力はあるのに、逃げられないと思い込んでいるから、引き抜くという発想が持てない。実際にやってみたら、簡単に引き抜ける。
自分の好き嫌いを明確にしていくと、人との距離感がはっきりしてくる。今はぼんやりとぼやけている状態だけど、次第にクリアになっていく。そうするともっと人付き合いがラクになる。』
というような感じでセッションは終わりましたー。
もうひとつ、人と距離を置く感覚を知るために実際に対面に立って一歩引くというのもやったんですが、やってることも言ってる意味もわかるけど、感覚的にはさっぱりわからなかったので、ここは日常の中で"要練習"という感じでした。
他のメンバーもセッションが終わった後に質問タイムがありまして、そこで『NOと言えるようになるのがいいけど、それが難しければYESを言うことをオススメしている。』という点に関して、いっちゃん(市川亜希子)が質問してくれました!
それによりますと、
『NOというのが難しいのであれば、ニーズを感じた時に"自分がYESかどうか"を確認してから、自分の意志(選択)で"YES"ということから始めたらいい。』
とのことでした。
何かと考える前に二つ返事しちゃうわたしは頭を抱えましたよ、えぇ(真顔)
セッション(の大まかな流れ)は以上です!!!
セッションを受けた感想とか体感をまた別にまとめたいと思うので、もう少しお付き合いくださいませー!!!
いやあ、やっぱり根本師匠は"師匠"です。
その3はコチラ!
K!naCo - きなこ -