罪悪感本を読んでわたしが気付いたこと~父からの愛を受け取る~
カウンセラー K!naCoです、こんばんは。今日もわたしはヲタクです。
本日は長らく攻防の末、ようやく読んだ師匠である根本裕幸先生の罪悪感本の話をしたいと思います。
▼「攻防」のエピソードはこちら
「罪悪感本」を買いに行ったはず、だった話。 - K!naCo - きなこ -
実はこの後にも罪悪感本を買おう!とするもなかなか買えないという状況が何度か続きまして、お弟子仲間である春香カウンセラーには「いつ入手するのかが楽しみになってきた」とまで言われておりました(笑)
そんなわたしが、先日ついに「罪悪感本」を手に入れることが出来ました!
睡魔という名の「抵抗」を受けながらもなんとか読み進め、本日無事(?)に読み終えることが出来ました。
読み終えたということをTwitterで呟いたところ、先程の春香カウンセラーから「詳しい感想を聞きたいです(はぁと)」という可愛らしいけどなかなか核心を突くリプを貰いました。
正直に言いますね。
そのリプを見てまずわたしが思ったことは「えっ、ないよ???」でした(苦笑)
もう少し正確に言うならば「何にどう感じたのか深く掘り下げることを無意識のうちに拒絶した」と言う感じです。
「何も感じなかったことにしようとした」んですね。もちろん、無意識です。
とはいえ、「詳しい感想が聞きたい(はぁと)」と可愛くお願されちゃあついつい聞いてしまうのがわたしなわけですよ。
「感想って言われてもな…」と思いながらも、ザッとまた目を通したんですよ。
全部見終わって「あぁ、なるほど、これのせいか。」ということに気付いたのですが、それはあまり自分でも「認めたくないもの」だったので、「無意識に拒絶した」ことにも気付きましたよ。
春香カウンセラーは全くそのつもりなかったでしょうが、上手いことこう「お前、ちゃんと最後まで向き合えよ!」という鬼のような後押しをしてくる辺り「さすが罪悪感サラブレッドなだけあるな」と思いました。(※めちゃくちゃ褒めてます。)
というわけで、詳しい感想をツラツラ書きたいと思います。(前置きが長い)
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「罪悪感本」を読み終えて、まず思ったのは「今の自分だからこそ読めた本だな」ということでした。
本の中にも出てくるのですが「自分で自分を許せない」と罪悪感って癒されないんです。
「自分で自分の存在を否定していた」わたしがこの本を読んだとしてもまぁまず「自分は違う。わたしは許されていいはずがない。」と無意識にでも否定していたことでしょう。
もしくは理解できずに終わっていたか、頭で考えて、理屈で落とし込んで、わかったつもりになっていたかもしれません。
「自分で自分(の存在)を許す」というプロセスを多少なりとも歩んできたからこそ「読めた」んだなと思いました。
で。
そこで終わるつもりだったのですが、ツッコミを入れられて改めてザッと目を通した時にわたしは何度読んでも「涙を流す話」が二つあることに気付いたんです。
ひとつは、「師匠 根本先生のお父さんの話」
もうひとつは、「父の愛を受けとり、がんばりが報われた男性の話」
一度目に読んだ時に何かに勘付きましたが、わたしはそれをスルーしました。
見たくなかったんです、きっと。それも「罪悪感のしわざ」といえばそうなのかもしれません。
どちらの話にも共通しているのは「父親の愛に気付いた」という点です。
そう、わたしは「父からの愛」に気付いていながら気付かないフリをしようとしました。
ずーっと長い間、わたしの中で父は「敵対関係」にありました。
だいぶマシになってきたかなと思っていた矢先、つい先日、わたしは父にまた罪悪感を感じるようなことをしました。
わたしがイライラしていたのもあって、つい父にキツく当たってしまったんです。
・イライラの裏側にはわたしの父(ならびに母)への愛情があること。
・父なら受け入れてくれるであろうという甘えがわたしにあること。
・父は自分が悪者になることでわたしに愛を示してくれていること。
本当は、わたし、知っているんです。
でも、まだどこかで「父に対する怒り」があって、それを認めたくない自分がいました。
なぜそんなにもわたしは「父からの愛」を受け取ることが出来ないのでしょうか。
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わたしは父に酷いこといっぱいしてきました。
父が悪いせいだ、と父のせいにして酷い態度をとってきました。
父の愛情にあぐらをかいて、何度も何度もつらく当たってきました。
そんなわたしが許されていいわけがない、とどこかで思っていたのかもしれません。
「父がわたしを愛しているはずがない」と思い込んでわたしはがんばってきました。
父に対する「怒り」を原動力にしてこれまでずっとわたしはがんばってきました。
父からの愛を認めてしまったら、わたしはがんばれなくなってしまいます。
「父に許されていないわたし」ががんばらなくなることは、許されるはずがないと心のどこかで思い、今もまだ自分を罰していたのだと思います。
父に対する罪悪感から「わたしはまだわたし自身を許せていなかった」のだと気付きました。
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父はよくわたし達、娘のことを自慢だと母に話していることをふと思い出しました。
どこかで薄っすらとはわかっていたけど、自分を許さないために「わざと」見ようとしなかった「父の愛情」をわたしはやっと少し受けとることが出来ました。
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「罪悪感」というのはひとつではなく、いろいろな罪悪感が重なって自分を幸せにしないように導きます。
祖母や母に対する罪悪感が以前よりも癒えてきたこのタイミングだからこそ、ようやく父に対する罪悪感に向き合えたのかもしれません。
ラスボスはやっぱりオトンだった、ということですね。
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春香カウンセラーが「詳しい感想を聞きたい」と言ってくれなければ、わたしはここまで気付くことはありませんでした。
あのままスルーして、まだ自分を罰し続けたかもしれません。
きっと春香カウンセラーはそんなつもりなかっただろうけど、あの後押しがあったからこそわたしは「父からの愛」を受け取ることが出来ました。
春香カウンセラー、ありがとう!!!
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号泣しながら、この記事書いたので支離滅裂になっていたらすみません。
あまりうまくまとめられた気はしないのですが、大目に見てもらえると嬉しいです。
わたしがこの罪悪感本に出会ったのは「父への罪悪感を許すため」だったのかもしれません。
そりゃあ、なかなか手に入れられないわけだわ(苦笑)
これからもこの「罪悪感」とは長いお付き合いになることと思いますが、上手に付き合っていけたらいいなと思います。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
K!naCo - きなこ -