職場にいる先輩の苦手な部分って私の投影なんでしょうか。
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ヲタク専門カウンセラー K!naCoです、こんにちは!
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マシュマロにご質問頂きましたので、回答したいと思います!
心理学の基礎中の基礎と言われる「投影の法則」
とある人の「苦手な部分」ってわたしの投影なの?!と悩んだことがある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、わたしなりの「投影の解釈」をお話したいと思います。
ご相談者さま、こんにちは!
Twitterやブログをご覧くださり、ありがとうございますっ!
しかもしかもっ!!!ここっ!!!!!
>日々の楽しみになってます。
>日々の楽しみになってます。
>日々の楽しみになってます。
めちゃくちゃ嬉しいですーっ!!!嬉しすぎて三回も引用しちゃいましたっ!
本当にありがとうございますっ!(合掌)
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さて、ご相談者さまは「過干渉の昭和オカンみたいな先輩」に心苦しくされているんですね。
以下、この先輩のことは敬意を持って「昭和オカン」と呼びたいと思います(真顔)
「一緒に前向きに頑張りたい!」「みんな最高でいいじゃん!」「信頼したい!」との思いを持ってお仕事されているご相談者さま、とっても素敵ですね!
ご相談者さまの明るく前向きなパワーをわたしは感じました!
そんな素敵なご相談者さまはこの「昭和オカンの苦手な部分」が「自分の投影」なのではないかと考えていらっしゃるんですね。
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!ちょこっと解説!
「投影(の法則)」とは心の中にある世界を外の世界に映し出すことです。
外に見える世界はすべて自分の内なる世界ということです。
例①:人は「自分の価値観や考えなど」を人に投影する。
例②:人は「過去に出会った人物(自分を含む)」を人や物に投影する。
例③:人は「自分の感情」を人や物に投影する。
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簡単に「投影」の説明をしたところで。
>その人の苦手だと思う部分(仕事を手を抜く・自分が頑張りたくないから他を下げる・チクチク嫌味を言う)は投影なんでしょうか。
>これは先輩を通して私もそう言う所ない?って自分を見つめるチャンスなのでしょうか。
このご質問に対して、端的にお答えするならば「そういう解釈”も”出来ますね。」と言ったところでしょうか。
「投影」と一口に言いましても、先程、例に挙げましたように「投影しているもの」は一つではないんですね。
「苦手と思う部分」がそのまんま「自分の中にもある」とは限らないんです。
じゃあどんな風に捉えたらいいの?というところを「投影の法則」を使って一緒に見ていきましょう!
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まずは先程の「例①:人は「自分の価値観や考えなど」を人に投影する」を使って考えてみましょう!
あくまでも一つの解釈としてご紹介しますので、ご相談者さまに必ずしも当てはまるとは限らないことをあらかじめご了承ください。
<ご相談者さまが昭和オカンに苦手だと思う部分への解釈例>
・仕事を手を抜く
→仕事は手を抜いてはいけないという考えを持っている。
・自分が頑張りたくないから他を下げる
→頑張らないことがいけないことだと思っている。
・チクチク嫌味を言う
→嫌味を言うことを自分自身に禁止している。
これはどっちが良いとか悪いとかとそういう話ではなく、そういう価値観や考えを「わたしは持っている」というだけです。
「あぁ、わたしはこんな価値観や考えを持っているんだな」とただ思う(気付く)だけでOKです。
「自分を知るひとつの方法」として使ってみてくださいね!
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もし「昭和オカン」と「ご相談者さま」に似ている部分があるとするならば、この部分かなとわたしは思いました。
>仕事に対するモチベーションは人それぞれだから同じようにしたいと、人の領域を踏み込んでしまってるから私がおかしいのかなとも思ったりもします。
ご相談者さまの言葉をそのままお借りして言いますと、双方の「踏み込み方」は違えど、「人の領域のことまで踏み込んでいる」という意味では「投影(例①)」という解釈が出来るかなとわたしは思いました。
「仕事に対するモチベーションは人それぞれだから同じようにしたいと、人の領域を踏み込んでしまってる」のは、ご相談者さまだけじゃないですよね。
昭和オカンも「新人さんに自分のモチベーション(やる気)を合わさせようと、人の領域に踏み込んで」しまっていますよね。
「新人さん達がどう思い、どう対応するかは新人さん達が決めること(これが人の領域に当たる部分)だから、そこは新人さん達を信頼してみませんか?」と捉えられるのではないかとわたしは思いました。
これも先程と同様に良い悪いの話ではなく「こういう解釈もできる」というだけです。
その上で「どういう選択をするか」はまた別の話になりますね。
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さて、次に「例②:人は「過去に出会った人物(自分を含む)」を人や物に投影する」を使った考え方です。
ご相談者さま、「過干渉な昭和オカンキャラの人」って他に思い当たる人いませんか?
可愛い新人さん達のポジションに当たる人って他に思い浮かんだりしないでしょうか。
実際にお話を聞けないのでわたしの推測でしかないのですが、ご相談者さまの「ご家族」にそれぞれ似たような人がいらっしゃいませんでしょうか。
その辺りを掘り下げていくと、本当の敵は「昭和オカンではないのでは」と気付くかもしれません。
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わたしがご相談内容を見ていて、とても気になった部分があります。
>ケロッと攻撃を交わしてる風にしてますが、内心傷ついています。
>だから最近は自分に集中しようと決めましたが、ですが可愛い新人さん達をその人から守りたいっていう気持ちもあります。
ご相談者さまは昭和オカンのどういう部分を「攻撃」だと感じているのでしょうか。
昭和オカンのどういう部分に「傷ついて」いらっしゃるのでしょうか。
また、なぜご相談者さまは可愛い新人さん達を「守りたい」と思うのでしょうか。
もしわたしがカウンセリングをするならば、この辺りをもう少し詳しくお伺いしてみたいなぁと思いました。
ここをもう少し詳しく見ていくと「例③:人は「自分の感情」を人や物に投影する」が出てくるかもしれません。
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今回は「投影の法則」を使った解釈をいくつかご紹介しました!
どれが「正解・不正解」というわけではなく、「ご相談者さまが」納得のいく捉え方を「選んで」頂ければ幸いです。
「こういう考えもあるのかー!」と参考にしていただけたらわたしはとても嬉しいです。
この度はご質問いただきありがとうございました!
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