わたしが「HSP」という言葉を知って感じたこと。
カウンセラー K!naCoです、こんばんは。
HSP=The Highly Sensitive Person
「深く処理をする」
「過剰に刺激を受けやすい」
「全体的に感情の反応が強く、特に共感力が高い」
「ささいな刺激を察知する」
という「4つの性質」を必ず持つ少数派の人、という心理学上の概念です。
最近はHSPに関する本も増え、だいぶこの言葉も広がってきましたね。
わたしが「HSPという概念」があることを知ったのはとある本でした。
それは長沼睦雄先生の「敏感すぎて生きづらい人の明日からラクになれる本」です。
わたしはこの本を読んだ時、衝撃を受け、声を上げてわんわん泣きました。
「わたしが悪いわけじゃなかったんだ。もう頑張らなくてもいいんだ。」
そう思ったことを今でも鮮明に覚えてます。
この本を読んだ数日後、わたしは身体が動かなくなりました。
▼その当時のわたしはこんな感じでした。
「わたしは、もう、頑張れない。」 - K!naCo - きなこ -
なぜこの本を手に取ったのかはもうハッキリ覚えていません。
当時はとにかく辛くて、真っ暗闇の中にいて、その中で見つけた「希望の光」でした。
わたしは「わたしが感じてること」をずっと否定して生きてました。
疲れやすいのはわたしの身体が弱いせいだ。
周りと同じように出来ないのはわたしが変なせいだ。
色んなことに過敏になるのはわたしがおかしいからだ。
そうやって自分を否定して生きてきたけど「HSPである可能性」を見つけて、すごく安心したんだと思います。
わたしがHSPかどうかはともかく、少なくとも「似たような感覚を持つ人がいる」という事実にすごく安心したことを覚えています。
HSPは概念なので、明確な基準を持って診断・断定のできるものではありません。
ただ「自分を知るための一つの指標」にはなるとわたしは思います。
仮にHSPだったとしても、その敏感さ・繊細さは個人によってさまざまです。
結局、それも「自分らしさ」だと「自分で」受け入れることが大切だとわたしは思うんですね。
例えば、先日のわたしの匂いの話も「自分で」苦手な匂いを自覚していれば、何か対策することも回避することも出来ますよね。
苦手に思う自分を自分で否定してしまっていたら、ついつい我慢してしまうとわたしは思うんです。
それだとやっぱりつらいし、苦しいし、生きづらさを感じますよね。
「自分の感覚」に素直になって、それを自分自身が受け入れられたら、きっと生きやすくなるとわたしは思っています。
実際、わたしは「昔のわたし」と比べれば、随分とラクになりました。
自分が感じることに善いも悪いもないということ。
自分が感じることに正解も不正解もないということ。
ただただ自分はそう感じているんだなと受け入れること。
それがきっとアナタをラクにしてくれるとわたしは思います。
自分の好きなこと、嫌いなことにどんどん素直になりましょう。
それが難しく感じる時は「なぜ難しく感じるのか」一緒に考えてみませんか?
本日で終了のセッションはこちら!!!
わたしは今後も嫌な匂いを回避しつつ、好きな香りをたくさん見つけていこうと思いますっ!!!
皆さんのお気に入りの匂いがあればぜひ教えて下さいねー!
▼ご意見ご要望、ご感想などはこちらまで!
K!naCo - きなこ -