K!naCo - きなこ -

ヲタクの幸せを「ココロ」から全力で応援するヲタク専門カウンセラー

「わたしは、もう、頑張れない。」

 

「わたしは、もう、頑張れない。」

 

会社に行かなきゃいけないのに起きられない。

急に涙が溢れ出てきて止まらなくなる。

会社に行くと思うと動悸がして外に出るのが怖い。

言葉に出来ない不安に心が押し潰されそう。

死ぬのは怖いけど、いっそ消えていなくなりたい。

 

 身体が動かなくなって、わたしはやっと「頑張ること」をやめました。

 

カウンセラー K!naCoです、こんばんは。

 

一度目の退職をした時、わたしは上記のような状態でした。

ある日突然、プツンと何か糸が切れたかのように動けなくなってしまったんです。

 

きっと、もういっぱいいっぱいだったんですね。

 

今にして思えばよくもまあそんなに抱え込んでたなと思うのですが、わたしは家族も仕事も全部「自分一人で」なんとかしようと必死だったんです。

 

状況的にはザッとこんな感じだったかなぁ。

 

・ギャンブルで作った借金を抱える無職で高齢の父

・姉の幼い子供の面倒を見るために仕事を辞めた母

・旦那が単身赴任で自分も仕事をしているため母を頼る姉

 ・父の年金だけでは返済が追い付かない住宅ローン

・住宅ローン返済のために減っていく自分のための貯金

・残業しても徹夜をしても終わらない仕事の山

・通常業務に加え事務作業も全てやらないといけない環境

・同期が職場にいなくなり先輩しかいない状態

・毎日往復4時間の通勤で帰宅するのは真夜中

・仕事から帰ってからも待ち受ける家事

・自分の時間もろくに持てないまま眠りにつく日々

・月の半分以上婦人科系の痛みに耐えなければならない身体

・ほぼほぼ寝てるだけの週に1度しかない休日

 

よくやってたなー!と思う、本当に。

あの時の生活が今出来るかと言われれば絶対無理だもんな。

二度とやりたくもないですしね(笑)

 

その時のわたしが感じていたのはこんな感情でした。

 

・実家に暮らす家族の中で唯一働く大黒柱というプレッシャー

・母が仕事を辞めるきっかけとなった甥への怒り

・何も悪くないとわかっていながらも甥を恨んでしまう自己嫌悪

・ここで倒れたら会社に迷惑をかけてしまうというプレッシャー

・とにかく頑張らないと!何とかしないと!という責任感

・なぜわたしがこんなにも頑張らないといけないのかという怒り

・理不尽だとわかっていながら怒ってしまう自己嫌悪

 ・誰の力にもなれていないような無力感や無価値観

・家族や人のためにどれだけ頑張っても報われない虚しさ

 

「怒り」がわいては「怒りを抱いた自分」に嫌悪するというのをずっと繰り返していましたねぇ。

 

この頃のわたしは「人に助けを求める」という選択肢を持っていませんでした。

 

「わたしが何とかしなくちゃ」

 

わたしにはその思いしかなかったんです。

わたし一人がなんとか出来ることじゃないのに、ね。

 

 

よくやってたなぁ、あの頃のわたし。

 

 

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