K!naCo - きなこ -

ヲタクの幸せを「ココロ」から全力で応援するヲタク専門カウンセラー

自分自身を振り返るシリーズ〜思春期のわたし〜

 

K!naCo自身を振り返る〜思春期のわたし〜

 

ヲタクの幸せを「ココロ」から全力で応援する

ヲタク専門カウンセラー K!naCoです、こんばんは!

 

 

最近、お弟子仲間が続々と「自分の中にある弱さ」に気付き、受け入れ始めました。

 

「自分が弱い人間だ」と認めるのってすごく勇気がいりますよね。

 

でも、その姿はとても美しいとわたしは思います。

 

人間誰しもがなんらかの弱さを抱えて生きています。

 

その弱さを見せることで誰かに助けさせてあげているのです。

 

 

それもまた「与える」ことなんですよね。

 

 

そういう弱さを見せてくれると人間味を感じてわたしはすごく好きです。

 

* 

 

さて、本日は思春期である中学生時代を振り返ってみようと思います。

 

今まで何度か出てきた「誰にも言えなかった父との問題」に迫ってみたいと思います。

 

今思えば中学時代は本当にいいことがありませんでした。

 

特に中学2年生は最っっっ悪でした。

 

仲の良い友達全員とクラスが離れまた1から交友関係を作らないといけなくなったり、体育祭の練習で足の小指を骨折したり、パニックに陥りやすい男の子の前の席に座ってたが為に背中を思いっきり蹴られたり。

 

まさに踏んだり蹴ったりでした(笑)

 

そしてそれは学校だけでなく家でも同じでした。

 

 

あれが中学二年生のいつ頃だったか忘れたのですが…

 

ある日、父親の借金が発覚します。

 

結局いくら借りてたのかも知らないのですが、まぁ数百万であったことは間違いありません。

 

しかも借金をした理由が「ギャンブル(競馬)」のためでした。

 

父と母は大喧嘩。

 

結局、なぜか母方の叔母に「母が」お金を借りに行くことになり、わたしは母について叔母の元へ行きました。

 

玄関先で見送る父の姿をわたしは一生忘れないと思います。

 

母が叔母に頼んでいる間、わたしは外で遊んでいたのですが、たまたま母が泣いているところを目撃してしまいます。

 

多感な時期にわたしの大好きな母の弱った姿を見て、父に対して猛烈な怒りと嫌悪を覚えたのです。

 

その一件があって以来、わたしは今までほぼ父と言葉を交わすことなく生きてきました。

 

* 

 

「家にお金がない」とわかったわたしはそのうち「自分の存在」を否定するようになりました。

 

母から父の愚痴を聞かされればわたしにもその血が半分流れていることに酷く嫌悪しました。

 

また、当時、姉は大学生であと数年経てば社会人になる歳でした。

 

義務教育中のわたしさえいなければ。

これからまだ教育費のかかるわたしさえいなければ。

 

母はこんなにも苦しまなかったかもしれないと酷く酷く自分を責めました。

 

あまりの絶望感からこの世から去ろうと包丁を手にしたこともあります。

 

結局、あまりの恐怖で思わず母に電話をしました。

 

しかし、仕事中だった母はその電話には出ませんでした。

 

もしあの時、母が電話に出ていたら。

 

わたしは母のことを凄く傷つけたと思います。

 

「自分の娘が自ら命を絶とうとしている」なんて親からしたらきっと耐えられないんじゃないかな。

 

 

結局、わたしは自ら命を絶つことも出来ずに、生きていくしかなくなったのです。

 

 

このことは家族含め誰も知りません。

 

わたしがそれほど追い詰められていたとは誰も気付かぬままです。

 

もし気付いたとしてもその当時の状況じゃ誰にもどうにも出来なかったと思います。

 

それでよかったとわたしは思っています。

 

誰かを酷く傷付けてしまうよりはずっと良い、そう思っています。

 

でも。

 

誰かを傷付けない代わりに、自分をそれだけ深く酷く傷付けてしまっていました。

 

その傷を癒すことなく、わたしは「大人」になりました。

 

 

本当は凄くすごく悲しくて怖くてつらかったのに。

 

全部、全部、隠してしまった。

 

  

誰も悪くないんです。

 

今ならそれもわかります。

 

でも、当時のわたしは傷付いていた。

 

そのことをちゃんと「わたしが」認めてあげようと思います。

 

 

とっても悲しかったよね。怖かったよね。つらかったよね。

 

誰にも言えず、自分で抱え込んで、いっぱいいっぱいだったよね。

 

本当は誰かに抱きしめて欲しかったよね。

 

本当は誰かの胸の中で思いっきり泣きたかったよね。

 

本当は抱え込んでいるものを全部吐き出したかったよね。 

 

 

もう、大丈夫だよ。わたしがついてるよ。

 

  

あなたが守りたかったものはちゃんとわかってるよ。

 

誰かを傷付けるくらいなら、って自分を傷付けてしまうほど、

 

あなたは周りの人達のことを「愛して」いたんだよね。

 

 

いっぱい我慢してくれて、ありがとう。

 

みんなを守ってくれて、ありがとう。

 

 

あなたのおかけで、今、わたしはここにいるよ。ありがとう。

 

 

今のわたしから、思春期のわたしへ。

 

 

 

 

今まで誰にも吐けなかった想いを一緒に聞いて下さりありがとうございました。

 

 

 

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