「弱さ」を認めたカウンセラー K!naCoです。
わたしが感情を感じないようにしたのはいつだろう、と思って考えてたんです。
多分、専門学校を卒業する間際だと思います。
社会人になると決めたあの時から不安や怖さ、寂しさを感じることを辞めました。そうしないと頑張れなかったから。
不安で押し潰されてしまいそうだったから。
カウンセラー道を書いてた時、1番苦しかったのはちょうどこの辺りでした。
20歳前後。
つい最近まで「なぜ専門学校3年目に進学することを諦めたのか」が思い出せなかったんですね。
「家庭の事情」ってことは覚えてたんですけど、具体的な内容を忘れてしまってて。でも、セッションを受けたりするうちに思い出したんです。
「あ、父親の定年だ」って。
父や母の世代からするとわたしは高齢出産で生まれた子だと思います。
近年では30代や40代での出産が増えてきていますが、父や母の世代ではわりとめずらしかったのではないかなと思っています。
当時、姉はもう社会人になっており、実家から出て自立していました。
面倒を見てもらってるのはわたしだけ。
いつまでも両親に甘えているわけにはいかないと、早く大人にならないといけないと思ってたのでしょう。
「子供」の気持ちを抱えたまま、わたしは無理やり「大人」になったのです。
そんな気持ちに気付いたのか。
当時の先生に「進学することを諦める」と伝えた時、その先生はわたしのために泣いてくださったんです。
その涙を見て、わたしは、感情を殺しました。
わたしは泣いちゃいけない。
わたしのために泣いてくれてる人がいる。
だから、頑張らなきゃいけない。
泣かないために「笑うこと」を覚えたのはその時です。悲しみや寂しさを誤魔化すためにわたしは「笑う」のです。
セッションを受けていて、
「あ、わたし、まだ笑ってる」
と気付きました。結局は泣いてしまったんですけど、まだ自分の気持ちを誤魔化そうとしていることに気付いたんです。
「自立」して頑張ってる自分を認められないのは、その裏に「依存たっぷり」な自分がいることを頭のどこかで知ってるからだと思います。
わたしは、強い人間なんかじゃない
本当は、すごく、すごく
「弱い人間」なのです。
これを書いてる間もずっと涙が止まりません。
わたしはこんなにも感情を隠してたんだ。
「癒される」にはまだ時間がかかりそうですが、でもこうして、涙を流しながらでも「弱い自分」を見つけられたことが大きな成長かなと思います。
あー涙が止まらないー!!!
ブログで書く内容なのかな、これ
と思いながらも「こんなわたしもわたし」としてさらけ出しておきます。
いつも頑張る"あなた"と"わたし"へ
もう頑張らなくてもいいんだよ。
あなたはもう充分頑張ったんだよ。
だからどうか、あなたの幸せを生きて下さい。
K!naCo - きなこ -