【観劇記録】舞台『陽だまりの樹』~7MEN侍(菅田琳寧)~
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ヲタク専門カウンセラー K!naCo(きなこ)です、こんにちは。
もとい、現場至上主義の情熱系行動派ヲタク・K!naCoです、こんにちは!
えぇ、そうです。本日もわたしはただのヲタクでございます。
昨日の観劇記録を細かい配慮なくツラツラ長々好きなように書き連ねますので、ご興味ない方はこちらにてそっと画面を閉じていただけたらと思います。
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7 MEN 侍の菅田琳寧(すげたりんね)が主演する舞台『陽だまり樹』を観てきました!
7 MEN 侍のメンバーで実際にお目にかかるのは『幸福王子』に出演していた本髙克樹、今野大輝に続いて3人目です!
7 MEN 侍は6人グループなので、これで「2分の1」対面(?)したことになる予定でした。
そう、「予定」でした(笑)
その話はまた後程、詳しくします!
わたしは、3月28日(日)の昼公演、大千秋楽の夜公演を観に行きました。
前回の「推し事」である『幸福王子』は朗読劇だったので、舞台は久しぶりでとても楽しみにしていました!
昼公演は10列以内ドセンターで観たので、めちゃくちゃ見やすくて迫力がありました。
ドセンターなので、演者の決め台詞はほぼほぼ目の前なんですよ!最高!
主役の琳寧もよく観えました^^
人生の半分ほどヲタクしていると「キャー!本物(本人)が目の前にいるー!」みたいな感動はなくなるのですが(笑)
「おぉ!琳寧だ。琳寧はどんな演技をするのかなっ!」というワクワク感でいっぱいになりました。
「やっぱり琳寧だな」と誰にも伝わらない感想しか出なかったんですけど、初めての舞台にしてはとても頑張っていたんじゃないかなと思います(誰目線)
どうしても「本人(琳寧)の癖」が出てしまうので、「役柄」というよりも「琳寧感」が強くなってしまっていたのですが、台詞の抑揚のつけ方とか声の通り具合とかは「さすがだな」と言った感じでした。
琳寧は声がいいのと、目がくっきり見える(視線がどこを向いているかわかる)タイプの子なので、舞台役者に向いている気がします。(いや、ほんと、誰目線)
これからもぜひ舞台経験を積んで欲しいなと思いました。
『陽だまり樹』自体は時代背景が幕末なこともあり、日本史が苦手な(というか興味がない)わたしには少々「入りにくい」お話でした。
いや、ストーリーそのものはシンプルでわかりやすいんですけどね。
日本史の知識がないわたしには「?」が浮かぶ場面が多かったです(自分の問題)
場転(=場面転換)が多いお話だったので、暗転が多くて、ちょっと感情を継続するのがわたしには難しいお話でした。
誰に感情移入(誰の感情にフォーカス)していいかわからないままお話が進んでいくので、ちょっとダラけてしまうんですよね。あ、もちろん、「わたしの場合は」です。
場転が長くならないよう(暗転の時間を短くするため)に、舞台装置がとても工夫されていたのは見ていて面白かったです。
舞台上で堂々と場転できるよう「目隠し」の役割を果たしつつも、「障子」や「ふすま」に変身して、「場所が変わりましたよ」と見せる演出は「なるほどなぁ」と勉強になりました。
昼公演は舞台より少し上くらいの目線高だったのですが、夜公演は後列下手側から見たので、照明の演出がとても綺麗に見えました。
「ボックス照明」の使い方が凄く面白かったです!
(ボックス照明だったっけ。正式な名称とか忘れた。というかちゃんとは知らない。多分「ボックス」とか「エリア」って言ってた気がする(遠い昔の記憶))
照明でね、エリアを区切るんですよ。
照明ってそのまま当てると円形になるじゃないですか。それを四角にする装置?があるんです。
エリアの内と外で違う場面とか場所に見せる演出なんですけど、その「ボックス」の使い方がね、かっこよかったんです!
エリアが左右に移動したり、花道みたいになったりしてたんですよ。
あの照明の演出はかっこよかったなぁ。個人的にめちゃくちゃ好みでした。
医師と武士がエリア内で話していて、エリア外でその話の内容を実際の人物が話しているいわば回想シーンみたいな感じだったんですけど、見ている人にとてもわかりやすい演出で胸熱でした。
照明の演出で言うともう一つ、暗転前に役者に当たってるピンスポットをどんどん絞っていって、顔だけになってから暗転するの、よかったです。
表情だけ数秒残して暗転させるので、その表情(感情)だけがグッと印象に残って次の話につなげやすいんだと思うんですよね。
話が途切れ途切れにならないようにしている演出なのかなぁと思いながら見ていました。(個人の感想です。)(いや、全部な。)
音響の演出は殺陣があったので、刀のSE(効果音)がかっこよかったです!
「あれ、タイミング合わせて鳴らすの大変だろうな…!さすがプロ…!」と思って観てました。
あれって、どういう音の合わせ方しているんだろう…!そういうとこ気になる。
舞台観てると、たまに音響とか照明卓の人達を見ながら観たいと思うことがあります(笑)
*
夜公演は「大千秋楽(全公演の最終公演)」だったので、スペシャルカーテンコール(通称カテコ)がありました。
カテコでは役者さんが一人一人一言ずつ挨拶していたのですが、とても印象的だったのが「大楽まで誰一人欠けることなく、こうしてお客様に会場まで来ていただけて、最後まで出来たことに感謝しています」と何人かの方がおっしゃっていたことです。
コロナ禍の中、こうして舞台を最後までやり遂げられたことを噛みしめていらっしゃいました。
「あぁ、今、この空間は"当たり前"じゃないんだな」ととても感動しました。
稽古期間も含めるとおそらく2ヶ月くらいあったのではないかと思うのですが、その間、以前とはまた違った「プレッシャー」や「不安」を抱えながら、ここまで走ってきたんだなと思うともう胸が熱くて熱くて。
そのプレッシャーや不安を超えるほどの熱意やお客様への想いを感じて、凄く気持ちが高揚しました。
一通り挨拶が終わった後、再び演者がハケたのですが、その時観客全員で拍手喝采のスタンディングオベーションが起こりました。
その拍手に応えて、また出てきてくれたのですが、その光景を見て涙する琳寧の姿にわたしの涙腺は崩壊しました。
初めての舞台。座長。コロナ禍。他にも色んな気持ちをいっぱい抱えていたでしょう。
この数か月が、あのスタンディングオベーションで少しでも報われていたらいいなと勝手ながら思いました。
いやあ、あれはグッと来たなぁ。
お客様の顔を一人一人噛み締めるように見ていた琳寧の姿はとても輝いて見えました。
やっぱり、お芝居はいいよねぇ。
人と人のエネルギーのぶつかり合いがわたしの心を震わせるんですよねぇ。
琳寧、初めての舞台お疲れ様でした!今後の活躍も応援してますっっ!!!
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とまぁ、舞台の感想はこんなところにしておいて(永遠に語れてしまうから。)
>7MEN侍は6人グループなので、これで「2分の1」対面(?)したことになる予定でした。
これですよ、これ!
実は昼公演にですね、同じく7 MEN 侍の矢花黎(やばなれい)が「見学」として観劇に来てたんですよっ!!!
わざわざ東京から大阪にまで観に来てましたっ!!!!!
しかし!そのことを知ったのは公演が終わった後。
結局わたしは矢花を見ることは出来ませんでした。
(舞台終わったら、お客さんが出るより先に出ていってしまうので。)
一緒に言っていた友人のきのこ師匠は「後ろ姿」だけ見れたらしいです(笑)
矢花の姿は確認できなかったけど、同じ舞台を同じ空間で同じ空気を吸いながら観ていたので「もうそれって実質デートみたいなもんだよね!!! 」っていう解釈になりました(?)
こういうとこ、ポジティブに解釈できるのヲタクの素晴らしい能力だと思うの(真剣)
なので、7 MEN 侍のメンバー6人の内「3+0.2」くらい会えた(?)ことになりました(笑)
(姿を確認出来てないので「0.2」くらいのカウントにした。(謎の理論))
現場って本当、何があるかわからないですよねぇ。
まさか7 MEN 侍のメンバーと同じ公演を観劇するとは思わないじゃないですか!
しかも、彼、東京の人なのに!!!(笑)
東京公演は予定合わなくて観れなかったからってわざわざ関西まで来る??(笑)
やっぱり現場は最高だし、7 MEN 侍も最高だな!!!って思いました。
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そんなニアミスだった矢花黎くん。
なんと!6月に朗読劇が決まったと本日情報解禁されましたー!!!!!
『幸福王子』や『陽だまり樹』は関西公演があったのに、彼の主演の朗読劇は関東のみみたいなので遠征するか迷いどころです(迷うんかい)
舞台観に行けば、確実に「0.2」が「1」になるので行きたいなとは思っています。
しかも江戸川乱歩だし。めっちゃ面白そうなのでこれは見るしかないやつ。
なんで関西ないの(真顔)
長々わたしの感想を連ねるだけでしたが、最後まで読んで下さった方、本当にありがとうございます。
「7 MEN 侍」の名前だけでも覚えていただけると嬉しいですー!!!
そして今後もこんなヲタクでカウンセラーなK!naCoをよろしくお願いしますっ!
K!naCo - きなこ -