わたし、自分の気持ちを話すのが苦手なんです。
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ヲタク専門カウンセラー K!naCoです、こんにちは!
クリスマスですね。でしたね。
侍担(痺愛/姫)待望の7 MEN 侍のアクスタがとうとう発売されるという
メリクリなお知らせを昨日受けて浮かれているヲタクですっ☆
何のことだかさっぱりという方は「とりあえずコイツは浮かれてんだな」と
思っていただければそれで充分です。ありがとうございます(?)
*
わたしはずっと昔から自分の気持ちを話すのが苦手でした。
過去形にしてますが、今も苦手なままです。
自分の想いや気持ちを言語化するのがとっても苦手なんですよね。
もしかしたら傍から見るとそうは見えないなんてこともあるかもしれません。
ただ「わたしの実感」としては、伝えたい想いの10分の1も
伝えられてないし、言語化できていないっていう感覚なんですよね。
自分が思うように伝えられなくて、もどかしくて、悔しくて、
でも、結局、そのまま黙ってしまうということがよくあります。
ふと、なんでかなぁって思った時に出てきたのが、
「口答えするなっ!」って母に怒られているシーンだったんですね。
何で怒られてたのかなんてことはもう覚えてないのですが、
そういえばよくそうやって怒られてたなぁって思い出したんです。
母方の祖母もよくそうやって怒っていたので、
きっと母方の家系に代々伝わる家訓(?)なのだと思います。
***
「お母さん、聞いてよ。」
そうじゃないの、わたしにも理由があるの。
お母さんを怒らせたいんじゃないの。
わたしの気持ちをお母さんは聞いてくれないの?
お母さんはわたしの気持ちを受け入れてくれないの?
わたし、こんなに悲しいんだよ。
***
そっか、わたし、自分の気持ちを聞いてもらえないって思っているんだ。
自分の気持ちを話したところで受け入れてもらえないって思っているんだ。
自分の気持ちを話すということはわたしにとって「怒られること」なんだ。
自分の気持ちを話すということはわたしにとって「許されないこと」なんだ。
わたしの気持ち(本心)は母を怒らせるものなんだ。
母の言う通りにしてれば、わたしは母に怒られなくて済むんだ。
母が言うことを守っていれば、母はわたしを怒らなくて済むんだ。
母の言うことを黙って聞いていれば、母は笑ってくれるんだ。
「ねぇ、お母さん。いい子にしてるから笑ってよ。」
***
子供からすると親が怒っている姿ってすごく怖いんですよね。
だって、その人達が「自分の命」を握っているわけですから。
子供は、親が居ないと生きてはいけないですからね。
その親に見捨てられるということは、その親に嫌われるということは、
子供にとって「死に値すること」だったりするんですよね。
もちろん、そんな明確な意識を持っているわけではなくて、
いわば生存本能のようなものがそれを「怖さ」として実感させるのだと思います。
子供が親に抱く怖さって死に対する怖さに値するくらい強烈なもの、なんですよね。
そんな怖さに対峙しながらも、子供は親に「笑っていて欲しい」と願うのです。
それだけ、子供は親のことを愛しているんです。
死に値するくらいの怖さをも超えるくらいの「愛」がそこにはあるんです。
そして、その「愛」は、誰の中にもあるものです。
たとえ親を憎んでいたとしても、たとえ親を恨んでいたとしても、
そこにはちゃんと「愛」が潜んでいるんです。
そうは思いたくないかも、しれませんけどね。
その、自分の、大きくて深い「愛」に気付いた時、
その、自分の、大きくて深い「愛」を実感した時、
心の真ん中がホワンとあたたかくなるような温もりが、
心からホッと息がつけるような安心感が、
自分自身を包んでくれるような感覚に、なったりするかもしれません。
そうすると不思議なもので自分が思っているよりも世界は
ずっと、ずっと、平和で、優しくて、温かかったことに気付いたりします。
そして、あんなに怒っていた母にも、
母なりの「愛」をもって、わたしを愛してくれていたと気付けます。
そう実感できた時の安心感や感動はなかなか言葉では言い表せません。
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カウンセリングって、そんな誰しもが持っている「愛」を
見つけるために使うことも出来たりするんです。
わたしはそんな誰しもが持つ「愛」を見つけるのが好きなんです。
そんな誰しもが持つ「愛」を見せてもらえるカウンセリングが大好きなんです。
K!naCo - きなこ -