K!naCo - きなこ -

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【ココロノマルシェ】全ての根底にあるのは自己肯定感の低さ

 

根本裕幸先生のお弟子さん制度を卒業したカウンセラーがあなたの相談にお答えするオンラインカウンセリング相談室【ココロノマルシェ

 

本日はそのココロノマルシェに寄せられたご相談に回答します!

 

カウンセラー K!naCoです、こんにちは。 

 

◆ご相談内容は こちら

全ての根底にあるのは自己肯定感の低さ ご相談者:ねこみみさん

初めまして。ねこみみと申します。
根本先生のカウンセリング、セミナーに参加した事もあります。
お弟子さん制度に参加されて卒業後ご活躍されている皆様の行動力、尊敬いたします。
私の相談に載って頂けると嬉しいです。

私は現在40歳で18歳の長男(元夫との子)、8歳の長女、
未入籍の8歳長女の父と4人で暮らしています。

これまでの人生で何をしていても満たされている、と感じる事はなく
いつも他人を羨ましがり、何かに対して不満を抱えながら生きているような気がします。
おそらく他人軸で生きているからだとは思います。

『恋愛』
10代後半で初めて付き合った人と結婚しました。お互い共依存で執着がすごかったです。離婚後も不倫や彼女のいる人と付き合ったりとにかく相手に恋愛に依存的で生きづらかったです。

『お金』
母子家庭で育ったためお金とは無縁でした。
20代前半で離婚後、正社員で働いていて何度か転職をしていますが、高収入ではないですが女性の平均的な年収ではあると思います。
ただ今の旦那との収入を合わせると世帯年収としてはだいぶ少なかったり、お互い小さな会社や請負の仕事をしているので社会的な信用がないです。

『学歴』
偏差値の低い短大の出身です。子供のころから勉強をするという習慣がなく勉強とは無縁に生きてきました。士業の事務所に転職し、周りが高学歴者ばかりなので今頃学歴コンプレックスを感じています。
長男が大学受験を控えていることもあるかと思います。

色々人生経験を経て今とても感じるのは一生懸命頑張っても結局は元から裕福でまともな両親のいる家育っている人にはかなわない、と思うのです。
私は貧しい母子家庭で育ち、複雑な家庭環境だったため勉強、進学など真剣に考えたこともなかったですし、自分に自信もありません。
いつも自分の存在を卑下してしまいます。
毎日自分を5個ほめてみたり、アフォメーションを唱えてみたりしても
やっぱり他人がうらやましく自分が底辺の存在に思えるのです。

子には私のようになってほしくないと思います。

どのようにすれば自分を好きになれ、自己肯定感が上がりますでしょうか。
長くなってしまいましたがどうぞよろしくお願いいたします。

 

◆K!naCo- きなこ -からの回答◆

 

ねこみみさん、初めまして。

ねこみみさんの文章を読んで、何かわたしと通ずるものを感じましたので、わたしなりに回答させて頂こうと思います。

 

ねこみみさんはよくご自身の状況を把握されていらっしゃいますね。わたし達に伝えるべく各項目ごとにわかりやすく記載して下さっています。他人想いのとても頭の良い方だなと拝見しておりました。

 

・根本先生のカウンセリングやセミナーにご参加されている。

・何度か転職をし、現在は士業の事務所で働いている。

・毎日自分を5個ほめてみたり、アフォメーションを唱えている。

ねこみみさんはお弟子の行動力を尊敬して下さっておりますが、ねこみみさんにも同じように尊敬に値する行動力がこんなにもたくさんありますね。

 

これぞ、まさに「投影の法則」というやつですね!

 

※「投影」とは、心の中にある世界を外の世界に映し出すことです。

自分にないものを他人に見ることは出来ないので、そう感じるということは「自分も持っている」ということの証明になります。

 

さて、もうすでにこれだけ魅力たっぷりのねこみみさんですが、このような気持ちを抱えていらっしゃるんですよね。

 

>これまでの人生で何をしていても満たされている、と感じる事はなく
いつも他人を羨ましがり、何かに対して不満を抱えながら生きているような気がします。

>色々人生経験を経て今とても感じるのは一生懸命頑張っても結局は元から裕福でまともな両親のいる家育っている人にはかなわない、と思うのです。

>いつも自分の存在を卑下してしまいます。

>やっぱり他人がうらやましく自分が底辺の存在に思えるのです。

 

・何をしていても満たされることのない虚無感

・どれだけ頑張っても裕福でまともな両親のいる人には敵わないという劣等感

・ついつい他人を羨ましがり、不満を抱える自分への自己嫌悪

・ついつい他人と比較してしまい自分はダメな存在だという自己否定

 

これだけたくさんの気持ちを抱えていたらそりゃしんどいですよね。

正直、今のねこみみさんには「自己肯定感」だなんだと受け入れる「心の余裕やゆとり」がないのではないかとわたしは思うのです。

 

もちろん、それが悪いと言ってるわけではありません。

 

ねこみみさんは「ご自身」を受け入れる心の余裕やゆとりを無くすほど、他人のために頑張り続けていらっしゃるということです。

 

ねこみみさん。

誰かに弱音、吐けていますか?泣けていますか?怒ってますか?

 

感情を、出せていますか?

 

わたしはそこがとても心配になりました。

 

まずはいっぱいいっぱいになっているねこみみさんの心の中を少しずつでいいのでスッキリさせていきませんか。

 

ねこみみさんの中にある気持ちを「外に」出して整理してみましょう。

 

カウンセリングで話を聞いてもらうのもいいですし、それが難しいそうであればノートなどに「自分の気持ち」をスッキリするまでたくさん書き出してみるのもいいですね!

 

ただひたすら「羨ましい羨ましい羨ましい」と書き殴るのでもいいですし、何も出てこなければ「何も出てこない。何も感じない。」ということを書けばいいです。

 

ねこみみさんの中に出てきた言葉をそのまま書き出してみて下さいね。

 

出来れば一人になれるまとまった時間が取れればいいのですが、ご家族もおありですし難しいでしょうか。

 

もし時間の確保や気持ちを書き出すのが難しそうなのであれば、

・温泉やマッサージなどに行って、身体から緩める。

・自分が落ち着くなと思う自然の多い場所でボーッとする。

・お気に入りのお茶をゆっくり味わいながら飲む。

など「五感を使う」時間を設けるのもいいと思います。

 

今のご時世、外に出かけるのが難しいこともあるかと思います。

オンラインでヨガをやってるカウンセラーがおりますので「身体からのアプローチ」としてよろしければご検討下さいね! 

 

いずれにせよ、今のねこみみさんには(出来れば)一人になって「自分を緩める時間」「肩の力を抜く時間」が必要だとわたしは思います。

 

完全に一人になるのは難しいかもしれませんが、一日のうちに5分でもいいので「自分のために使う時間」を設けてみて下さいね。

 

無理のない範囲で、今のねこみみさんにできそうなことを取り組んでみて下さい。

 

***

 

「他人を羨ましいと思う気持ち」って誰しもが抱えるものだとわたしは思うのです。

 

良いか悪いかは別として、羨む気持ちを「他人にぶつける(当たる)」という形で発散することも選択肢の一つとしてはあると思うんです。

 

でも、ねこみみさんは「自分を責める」という形で羨む気持ちを抑圧しているのではないかとわたしは思うんですね。

 

他人を傷つけない代わりに「自分」を傷つけているんですよね。

 

それって「大きな愛」がないとなかなか出来ることじゃないとわたしは思います。

 

ねこみみさんは「とても大きくて深い愛情を持ち主」なんです。

 

それだけ大きな愛情をお持ちなのでつい「他人軸」になってしまうのも仕方がないことだとわたしは思います。

 

「他人軸」って悪いものしてと捉えられがちですが、全部が全部悪いわけではないとわたしは思っています。デメリットがあれば必ずメリットもあるからです。

 

「他人軸」からわかる長所は周りの空気が読め、他人の気持ちを思いやり、相手に合わすことが出来る優しさを持っているという点です。

 

つまり、ねこみみさんにはこれらの長所が「ある」ということです。

 

ねこみみさんは、すでに「たくさんの魅力や価値、才能」を持っています。

 

初めは自分のこととは思えないかもしれません。でもそれでいいんです。

どこか他人事のようにでも「自分にはこんな魅力や価値、才能があるのか」と思ってみるだけで構いません。

 

ただ「自分にはこんな魅力や価値、才能がある」と「意識する」だけでいいです。

 

毎日そんな意識をどこか頭の片隅にでも持ちながら過ごしてみて下さい。

 

そうして過ごしていくうちにいつの間にか「価値ある自分を受け入れられる」ようになると思います。

 

それが「自己肯定感」へと繋がっていくとわたしは思います。

 

その上でねこみみさんは「自分の魅力や価値、才能をどう使いたいか」を考えてみて下さい。

 

・他人を思いやる優しさ

・周りの空気を読む敏感さ

・大きくて深い愛情

 

これらを、いつ、誰に、どう、使うかはねこみみさんが選択していいんです。

 

使いたくないと思う人には使わなくてもいいんですよ。

気分が乗らない時には「知ーらないっ」って見てみぬふりしたっていいんです。

ねこみみさんが「どうしたいか」で決めていいんですよ。

 

ねこみみさんが「好きなように選択できる」ということをぜひ覚えておいて頂けたらと思います。

 

それが「自分軸」へと繋がっていくとわたしは思います。

 

***

 

まずは、ねこみみさんの心に余裕やゆとりを取り戻していくところから。

 

ねこみみさんは今まで本当によく他人のために頑張ってこられました。

今もなお、頑張っていらっしゃることかと思います。

 

どうか今度はねこみみさんの持つ大きな愛情を「ご自身のために」使ってあげて欲しいなと思います。

 

焦らず、ゆっくり、ねこみみさんのペースでやってみて下さいね。

 

 

何か参考になりましたら、幸いです。

 

 

 

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ねこみみさん・回答を読んで下さった方々へ。

 

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